なんのためのモニュメント撤去なのか・・・
必要性がまともに説明されないまま、工事が強行されようとしています。
本日、突如として撤去するとの通告がなされました。
(情報提供はこの問題を熱心にとりあげてくれている井坂市議)
そもそもレストラン建設計画がなくなったはずであれば、
このように工事を急ぐ必要もありません。
京都市側は7メートルのすり鉢状のくぼみをもうけてそこに設置すると言いますが、
結局「検討」どまりで、法的に可能なのか、
他の方法の方が合理的ではないかという指摘については、
まともな検討がありません。
このような工事の強行は認められません。
美術作品をどう守るのか、公開コンペでもされてはどうかと思うほどですが、
どうやって守るかという視点ではなく、
どう撤去するかばかりに意識がまわっている京都市の態度には全く納得いきません。
命名権等の京都市美術館の財産の売却を勝手にする京都市ですが、
このモニュメントの一件も同根の問題をかかえており、
京都市の文化行政は本当に深刻な重症です。
(更新日:2017年08月08日)