活動日誌・お知らせ

京都市・決算議案から見えるもの ~気候危機対策を忘れてもらっては困る


#気候危機対策を忘れてもらっては困る
決算の議論が始まりました!
今日から3日間にわたって、
各局から決算議案(予算の執行状況)と、追加の補正予算の議案の説明などをうけます。
今日は、そのうち環境政策局からも説明をうけましたが、昨年の京都市の再生エネルギー政策の予算の執行状況はひどいものです。
予算は、 2億4430万円
執行額は、1億2033万円
  つまり、1億2397万円 も、使い残した。
コロナでも土木事業は大事だといって
「翌年度繰り越し」をしてでも支出していくのに、
こういう予算は何が何でも執行しようという工夫がない。
宣伝などの工夫をしたというが、
小さな穴なら宣伝したらなんとかなるかもしれないが、
制度に魅力がなければ大きな穴は埋められない。
太陽光エネルギーの価格が低い設定にされたから・・・
が理由だというけれど、
その政府の失策のもとで、
自治体独自の上乗せを行うことで政策効果を生み出そうというのが
太陽光パネル設置助成制度の本質だろうといいたい。
そう考えたら、もっと補助金の要件を改善するなり、もうひとひねり考えて、全額執行して、何が何でも京都市内の太陽光発電の比率を挙げようと努力すべき、危機的な状況じゃないですか?
口では気候危機という市長が、
行動面では全く危機感が見えてこないことに大変な危機感を覚えます。
コロナと気候危機、どちらも重要な問題です。
この決算議会、しっかりがんばりぬいて、
一歩でも前に進めるようにがんばります。

(更新日:2020年09月15日)