活動日誌・お知らせ

京都市2020年度予算審議・選挙管理委員会~2020.3.3選挙公報配布の遅れ改善を

●選挙広報、選挙ハガキの期日通りの配布。郵便投票対象範囲の拡大を

◯選挙公報の配布時期について。京都市長選挙で、投票日前日の2月1日ぎりぎりに配ら
れたという声があちこちから聞こえてきた。ハガキの到着も期日前投票に間に合っていな
い。①選挙公報の遅れた理由はなぜか。②ハガキについては、次の選挙からは期日前投票
には必ず間に合うように依頼を各郵便局に対して求めるがいかがか。
(→大西選挙管理委員会事務局次長)1月19日、告示日の5時締切で選挙公報の提出が
あり、24時間体制で印刷を行い、20日の正午に印刷ができあがった。それから配送業
者に持ち込まれたのが1月21日、8000人以上いる市政協力員のところに配送された。
市民新聞2月1日号の配送の時期と重なって、仕分け、配送に時間がかかり、通常より2
日ほど遅れた地域が出てしまった。選挙広報は民主主義の根幹であり、市民新聞の配送に
よって遅れたのは本末転倒でありあってはならないこと。今後は他局との事前連絡を行い
遅配にならないようにしていきたい。
ハガキについては、郵便局の郵便約款に、郵便物の送達は差し出された日の翌日から起
算して3日前以内との決まりがある。告示日の3日前の1月16日に発送している。郵便
局に確認すると結果として5日程度かかった所もあるとのことで、今後郵便局と協議しな
がら対応を検討していきたい。
◯いつまでに配布するのか含めて事業者との間での契約をきちんと結ぶべきだ。他局との
調整がいるというのであれば、事前に相談いただきたい。市民新聞と選挙公報は全く性格
が違う。配布が重なる場合は選挙を優先すべき。各区長が民主主義の根幹にかかわると回
覧板で回しておきながら、選挙公報が前日に配布など話にならない。再発防止を求めてお
く。
今回の京都市長選挙では「はじめて選挙に行く」という方の中から、あるいは投票所が
変更になった地域から問い合わせなどもあったかと思う。それらの問い合わせの実績など
をしっかり分析して対応をお願いしたい。また、直接お聞きした中では、ネットなどで場
所を調べられて現地に着いて入り口がわからないというケースもあったそうだ。投票所の
入口への誘導についても改善を。
(→大西次長)各有権者1人1人に地図の入ったハガキを送っているが、ホームページで
も発信していきたい。伏見区と上京区で投票所の変更があったが、事前の市民新聞や回覧、
全戸配布でのチラシ、広報車での啓発などで特に混乱はなかった。引き続き投票場所の周
知に努めていきたい。
◯郵送投票の拡大を求める。現在は、限定的であり、病院・福祉施設などで投票が事前に
可能なところもあるが施設による。在宅の場合もある。そうした方の選挙権もしっかり保障する必要があると考えるが、その点で郵送投票の対象を拡大していくべきだがどうか。
(→大西次長)不在者投票の一つに郵便投票があり、重度の障害のある方、要介護5の方
が対象となっている。要介護5ではなくても、外出が困難な方も増えており、政令指定都
市選挙管理委員会連合会で、公職選挙法の改正要望で、郵便による不在者投票の適用対象
範囲の拡大を要望している。総務省でも、平成29年6月、投票環境の向上方策等に関す
る研究会において、要介護3の方まで対象となることが適切との報告がまとめられている。
◯ぜひ、他の政令指定都市とも協力して実現していただきたい。障する必要があると考えるが、その点で郵送投票の対象を拡大していくべきだがどうか。
(→大西次長)不在者投票の一つに郵便投票があり、重度の障害のある方、要介護5の方が対象となっている。要介護5ではなくても、外出が困難な方も増えており、政令指定都市選挙管理委員会連合会で、公職選挙法の改正要望で、郵便による不在者投票の適用対象範囲の拡大を要望している。総務省でも、平成29年6月、投票環境の向上方策等に関する研究会において、要介護3の方まで対象となることが適切との報告がまとめられている。
◯ぜひ、他の政令指定都市とも協力して実現していただきたい。

(更新日:2020年03月09日)