実績・政策

京都会館建て替え問題 密室協議を告発し住民とともにたたかう


法然院で京都会館問題について報告(2011年7月5日)

2011年6月、京都市は京都会館再整備について「改修なら92億かかるが、解体・建て替えなら89億円ですむ」と議会で説明していました。ところが、2012年になって解体等経費3億4千万に加えて、2013 年以降・110億の予算が追加提案されました。土壌汚染対策の追加予算を含め、30億円の増です。
 もともと、京都会館再整備は「改修」を基本とした計画で、60億円程度という試算でした。ところが、ロームとの交渉を前
後して、解体・建て替え計画が急に浮上し、事業費が膨れ上がりました。京都市の解体強行に反対し、住民のみなさんとともにたたかってきました。市は新京都会館の利用料の大幅値上げを計画しており、値下げや減免措置も大きな焦点です。

区役所移転問題 やっぱり左京南部に支所が必要


区役所移転問題を考える会の申し入れ(2011年4月21日)

「区役所が遠くて不便すぎる」──区役所移転後、不便さが地域で大問題になっています。
 松ケ崎の新庁舎への交通アクセスが不便なことは当初から指摘されていました。移転にあたり交通アクセスを確保すると説明していましたが、まったくの「空手形」であったことが明らかに。一部改善させましたが、きわめて不十分です。
 旧庁舎の売却は強行されましたが、左京南部に支所機能を設置するべきです。引き続き求めています。

哲学の道の景観を守り育てよう


哲学の道の清掃

「哲学の道」で景観問題が起こっています。大豊神社の前の橋から北側の区間の護岸工事が、景観を壊してしまうことから大問題に。「現在の形を守った最小限の工事にしてほしい」と、哲学の道保勝会のみなさんとご一緒に、上下水道局に要望書を提出しました。市会の委員会審議で、「住民合意を尊重する」という主旨の答弁を引き出し、工事は凍結中です。
 また、2013年秋から、哲学の道沿いのニチレイ跡地の大規模な開発が大きな問題となっており、引き続き、住民のみなさんとスクラムを組んで頑張ります。

美術館再整備は住民参加で

開館80周年を迎える京都市美術館。岡崎地域では、勧業館、府立図書館、京都会館…と昔の面影がドンドン失われる中で、美術館の別館とあわせ、唯一つ建設当時の姿が守られています。
 京都会館の高さ規制緩和と合わせ、京都市美術館の高さ規制が25メートルへと緩和されています。当時「現状の高さに合わせた区分変更にすぎない」という説明でしたが、市会でこの点を再確認しようとしても、曖昧な答弁しか返ってきていません。
 京都市の本音が見えてきません。まだ「構想」段階ですが、だからこそ住民のみなさんからの声をしっかりあげていかなくてはなりません。

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