官製ワーキングプア 市バス運転手の3割が「不安定雇用」
ワンストップ・サービスデイを実現
市バスの運転手さんの半分が「民間」であることをご存じでしょうか。大変な低賃金が民間運転手には押し付けられています。
さらに、残る半分の直営区間も3割が「若年嘱託制度」という不安定雇用。一年おきの「更新」に戦々恐々としながら運転し、6年目にようやく正式採用とされてきました。一般企業でもありえないような「試用期間」の設定で、ただちに廃止すべきです。
●待遇改善へ一歩前進
あまりにも酷い制度であることから、私は繰り返し、期間短縮・1年目からの正規雇用を要求してきました。その結果、この期間が5年から4年に短縮されることになりました。野党でも正論の力で市政を動かします。
市長選挙を力に、「公契約条例」実現へ
青年団体が雇用対策を京都市に申し入れ
惜しくも勝利できませんでしたが、中村和雄候補が大健闘した前回京都市長選挙。再選された市長は選挙中、「中村さんと多くの政策で共通する」とさんざん言ってきましたが、その「共通」部分をいかに実現させるかが今後のテーマです。
中村さんが掲げた「公契約条例」に共感が広がる中、現市長も渋々ながら公約に盛り込まざるを得なくなりました。議員団のねばり強い要求で、市長選から2年目にしてようやく調査費を計上させました。「公約」を守らせるために力をつくします。
人間らしく働けるルールある経済社会を! メーデーに参加
メーデー参加者の皆さんといっしょに
毎年5月1日は全京都統一メーデーです。人間らしく働けるルールある経済社会をめざし、政治側が積極的な役割を果たす必要があります。議会でも雇用対策の充実を求めて奮闘しています。
これ以上、地域のお店・商店街をつぶさないで
大型店の出店ラッシュが続きます。最近では、市内から向日市にかけてのキリンビール工場跡地に、イオンが出店を計画。なんと面積5万㎡を超え、イオンモール京都を上回る京都最大の店舗です。大型店が出店するたび、お客さんをとられ、シャッター街がドンドン広がり、買い物難民問題が京都市全域で深刻化しています。大店立地法を改正させ、地域経済を守る立場から、市町村が「需給調整」できるようにすべきと求めています。