学童で育つ子どもたち

2016.10.03京都子ども守る会への投稿

今年から小学生となった長女。「学童」のことが大好きです。

気分が乗らず学校に行きたくない時でも「学校休んで朝から学童にいきたい」と言うほどです。

そんな娘の成長を実感したのも学童(児童館)の主催する「まつり」でのことでした。

日ごろの学童の営みの中でも、友達と争いになったり、先生に怒られたり褒められたりしながらも、自分たちで規範や約束、ルールをつくっていくことを学んでいるのは感じていましたが、そんな積み重ねの結果を垣間見た瞬間でした。

長女はゲームコーナーのペットボトル・ボーリングで、「受付と景品(手製カード)を渡す係」をしていました。他の子どもたちも、「スコア―つけ係」や「ペットボトルを並べなおす係」などいろいろと分担が決まっているようでした。誰がプレイしているかわからないくらいに、子どもたちが人だかりをつくりながらゲームが進行していきますが、分担だけはしっかり守って、ゲームする側(お客さん)の子どもたちも説明された手続きを尊重していました。ぐちゃぐちゃの中にも、しっかりとルールが貫かれていました。娘を含む一年生の子どもたちが自分たちで決めたルールの中で生き生きと楽しんでいる成長ぶりに、とっても感動しました。

(前京都市議・とがし豊)

(更新日:2016年10月14日)