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共謀罪(テロ等準備罪)の制定を阻止する市民集会in京都に1700人が参加

主催・京都弁護士会、共済・日本弁護士連合会の「共謀罪(テロ等準備罪)の制定を阻止する市民集会in京都」に参加しました。最後のお花見日和の日曜日にもかかわらず、会場には1700人の熱気。木内哲郎・京都弁護士会会長のあいさつ、海渡雄一・日弁連共謀罪法案対策本部長と高山佳奈子・京都大学教授・共謀罪法案提出に反対する刑事法研究者の声明呼びかけ人の講演がありました。政党からは、民進・共産・自由・新社会の4党の出席とあいさつ。各会からのアピールとしては、SADL(民主主義と生活を守る有志)の山下晋平さん、安保関連法に反対するママとみんなの会@京都の西郷南海子さん、元日本新聞労働組合連合委員長の日比野大輔さんが登壇。特に山下さんのお話は、ゲームの世界の銀行強盗の会話と現実の銀行強盗の会話を捜査当局がどう監視して見分けるのか、という話はものすごく具体的に共謀罪の危険性を感じさせるものでした。日比野さんは新聞記者としての自らの体験から、今でも捜査当局の情報操作に振り回され足り流しの記事を書かざるを得ない状況が無きにしあらずの中で共謀罪法案が通ったらもっとダメな状況になってしまう、新聞労組として秘密保護法と共謀罪には反対の立場で頑張るとの決意表明は心強いものでした。集会アピールでは「私たちはこれからも、自由に考え、集まり、話ができる社会に生きたいと強く願っています。私たちの社会に共謀罪は要りません。今国会において、テロ等準備罪という名の共謀罪を新設する法案を廃案にするよう強く求めます」と呼びかけました。そのあとのデモでは肉声で大いに沿道の皆さんにアピールしました。

(更新日:2017年04月16日)