去る12月11日、京都から国連子ども権利委員会への代替報告書をつくる会・第八回学習会に参加しました。
今回のテーマは「子どもたちのあそびや仲間がうばわれていませんか?」。
長男のはーちゃんと一緒に参加。おとなしくお絵かき&お昼寝でなんとかほとんど参加することができました。
児童劇団「やまびこ座」代表の高橋冬彦さんからも、岩倉で活動する「のびてる少年団」父母会OBの河合千重さんからも、子どもの多忙化が共通して出されておりました。
意見交換で、四錦・錦林学区に児童公園が全くない問題をお話しすると、小年代指導員の若者からも、少年団活動の場所確保が大変であることがはなされました。岡崎公園も一番使いたい時が「イベント」でうまっており自由に使えないという課題もあるとのこと。
私自身は、北区紫竹という戦後計画的に整備されたところの出身であることから、児童公園も要所要所にあって遊び場にそれほど困らなかった記憶があります。それと比べると、このあたりの子どもは本当にかわいそうだと思います。
日本も批准している子どもの権利条約では、その第31条で休憩・余暇・遊び、文化的・芸術的生活への参加が、子どもたちの権利として高らかに謳われており、日本の「子ども行政」ともいうべきものを本当に刷新していかないといけないと感じました。
そして、親の労働条件をしっかりと改めることなしに、これらの改革もうまくいかないだろうという点も強く思いました。
(更新日:2016年12月13日)