活動日誌・お知らせ

知的障がい者施設での入所者殺傷事件に思う

本当に痛ましい事件が起こった。

障がい者福祉の貧困という根本原因には目をむけず、

様々な困難を「口実」に、

犯人が勝手に障がい者の生きる権利を奪うという

あまりにも残虐な事件である。

ヘイトスピーチ、障がい者への差別、生活保護受給者一般への差別など、排他的攻撃的な風潮が蔓延する中での延長線上の出来事に思えてしかたがない。

そして、こんな身勝手な犯人への全面的な反論が憲法であろうと思う。

「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」(憲法前文)

「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」(憲法第25条)

「すべて国民は個人として尊重される。生命、自由および幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」(憲法第13条)

改めて、基本的人権の尊重を高らかに宣言した日本国憲法を、この国の政治の柱に据えなおさなければならない。

障がいのあるなしにかかわらず誰もが普通に幸福に暮らし続けることのできる国にしなければいけない。

(更新日:2016年07月28日)

下鴨神社が世界遺産コアゾーンへの大型倉庫建設とりさげ!

大型倉庫予定地だった場所

7月26日、マンション建設の風致許可の取り消しと、大型倉庫の建築確認取り消しとをもとめる裁判の傍聴へ。そこでビックニュース!下鴨神社が倉庫建設を取り下げる旨の連絡が京都市からあったのです。その後の新聞報道では21日に取り下げがあったとの情報も明らかにされていました。住民運動の勝利です!!再度計画を練り直すと諦めていない様子ですが、今度はマンション建設ごと許可取り消しに追い込むため、住民の皆さんと一緒にがんばるぞ!!

(更新日:2016年07月28日)