主催・京都弁護士会、共済・日本弁護士連合会の「共謀罪(テロ等準備罪)の制定を阻止する市民集会in京都」に参加しました。最後のお花見日和の日曜日にもかかわらず、会場には1700人の熱気。木内哲郎・京都弁護士会会長のあいさつ、海渡雄一・日弁連共謀罪法案対策本部長と高山佳奈子・京都大学教授・共謀罪法案提出に反対する刑事法研究者の声明呼びかけ人の講演がありました。政党からは、民進・共産・自由・新社会の4党の出席とあいさつ。各会からのアピールとしては、SADL(民主主義と生活を守る有志)の山下晋平さん、安保関連法に反対するママとみんなの会@京都の西郷南海子さん、元日本新聞労働組合連合委員長の日比野大輔さんが登壇。特に山下さんのお話は、ゲームの世界の銀行強盗の会話と現実の銀行強盗の会話を捜査当局がどう監視して見分けるのか、という話はものすごく具体的に共謀罪の危険性を感じさせるものでした。日比野さんは新聞記者としての自らの体験から、今でも捜査当局の情報操作に振り回され足り流しの記事を書かざるを得ない状況が無きにしあらずの中で共謀罪法案が通ったらもっとダメな状況になってしまう、新聞労組として秘密保護法と共謀罪には反対の立場で頑張るとの決意表明は心強いものでした。集会アピールでは「私たちはこれからも、自由に考え、集まり、話ができる社会に生きたいと強く願っています。私たちの社会に共謀罪は要りません。今国会において、テロ等準備罪という名の共謀罪を新設する法案を廃案にするよう強く求めます」と呼びかけました。そのあとのデモでは肉声で大いに沿道の皆さんにアピールしました。
(更新日:2017年04月16日)
さる2017年4月13日、岡崎公園と疏水を考える会は岡崎公園の「樹木調査」を実施しました。再整備された平安神宮前の公園部分は、多くの樹木が伐採され寂しい状況となり、新たに植栽されたアカマツは4本が枯れてクロマツに植え替えされていました。同会の皆さんと一緒に、伐採中止運動に取り組んだ結果、さくら・もみじ・ブナなどの樹木が23本伐採を免れ、今年もその桜を楽しむことができました。四季を楽しめる余地を何とか残すことができたのは良かったと思います。また、美術館再整備をめぐり、レストラン新築と桜並木の伐採を含む美術館の過度な再整備計画の見直しを求める運動を展開する中で、レストランは中止になり桜並木は再開発対象外となり、再整備工事のフェンスの外側で桜を楽しめるようになっていました。美術館の名前や運営権の一部が勝手に売却されようとしている問題など、本当にひどいことが続いておりますが、岡崎公園の良さを守り発展させるためには住民が立ち上がらなくれてならないとかみしめながらの樹木調査となりました。
(更新日:2017年04月14日)
左から私・とがし豊、光永府議、加藤市議、2017年4月1日下鴨生協前
さる4月1日には、みつなが敦彦府議、加藤あい市議、樋口英明市議、私・とがし豊でそろって街頭宣伝にたち左京区一円で訴えました。
財政難だからと称して民間にできることは民間に・・・などといって、全国的にも公立保育所を減らす財政誘導(補助金による差別)が政権側に進められる中で、修学院保育所の廃止・民間移管が重大局面に。こうしたところのお金を削られるのに、どうして森友学園のようなところは特別扱いの8億円値引きなのか。この不公正の原因を徹底的に正さなければいけないと訴えました。
安倍首相はじめとした自民党内の極右勢力や大阪維新のような安倍補完勢力が、教育勅語を暗唱させるような教育を礼賛し特別扱いした結果、今回のようなことがおこったのではないのか。
内心、表現や言論の自由まで奪う共謀罪法案を撤回に追い込むとともに、これ以上の政治の暴走を野党連合政権実現で終わらせるために力を貸していただきたいと訴えました。
(更新日:2017年04月05日)