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岡崎公園樹木大量伐採問題で、京都市が一部樹木の伐採を撤回

「岡崎公園と疏水を考える会」「まちづくり市民連絡会」が岡崎公園の樹木伐採の見直しを求めていた問題で、京都市は当初118本を伐採する計画を95本伐採とし、23本については伐採方針を撤回する「見直し」方針を20日までに明らかにしました。

 <当初計画>

 松を新たに24本植えるために、 197本ある樹木のうち6割に相当する118本を伐採する

 <見直し後>

 松を新たに24本植えるために樹木伐採する方針は変えず、 アラカシ2本、サクラ8本、枝垂桜3本、モミジ2本、その他8本、 合計で23本の樹木は生き延びることができたということになります。

 しかし、 依然として、松を24本植えるという前提が維持されるがために、アラカシ(所謂、どんぐりがなる木)42本、 桜10本、モミジ13本含む95本もの樹木は伐採対象のままです。

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 樹木の大量伐採を回避すべく、わたくし自身も繰り返し委員会質疑でとりあげてきましたが、12月16日のいわゆる「神宮道の一部廃止条例」をめぐる質疑(まちづくり委員会、西野委員)の中で、京都市から一定の樹木にすいては「しっかり残す」との答弁を得ていました。これらの答弁すら反映されない計画になっていることが2月初めに明らかとなり、住民団体の皆さんとともに建設局みどり政策推進室に計画見直しを求めてきました。

 はやければ本日から伐採開始とされており、非常に緊迫した状況です。

(更新日:2015年02月23日)