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日本の「大学」が危ない・・・安倍政権による「学問の自由」の破壊とどう立ち向かうのか

京都の学者・研究者日本共産党後援会主催の「大学問題シンポジウム」が4日、開かれました。党市議団からは山中渡団長と私・とがし豊が出席。安倍政権が学校教育法・国立大学法人法の改悪を梃子に、学長先決体制をつくり「大学自治」を奪いつつある実態が各大学の現場から報告されました。とりわけ、京都大学では、政府の動きと軌を一にして「総長選考会議」を舞台に秘密裏に進めようとした「総長選挙廃止」の動きを、京大関係者の皆さんが力を合わせて跳ね返し、その「総長選考会議」自身が総長選挙で勝利した山極寿一教授を次期総長として認めたことは今後に生きる教訓として大変勉強になりました。なお、京大の「総長選考会議」に関し、門川大作京都市長が「学外委員」としてどのような立場で関与していたのかは存じませんが、「学問の自由」は「大学自治」という前提があればこそ成り立つのだという基本的な認識をしっかりと持っていただきたいものです。

(更新日:2014年10月05日)