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「再増税反対」の世論に逆行する京都市議会与党(自民・公明・民主・京都)、こんなことでいいのか!

10月21日付京都新聞記事、再増税反対の請願書を手に

本日21日に開催された京都市会経済総務委員会では、80件におよぶ「消費税増税中止を国に要請するように求める請願書」の審議が行われました。わが党は「採択」を主張しましたが、自民党・民主党会派・公明党・京都党の4会派が「不採択」を主張し、多数決により委員会としては「不採択」と決しました。

【審議の経過】

1、直接傍聴、請願者本人による趣旨説明-否決

冒頭、請願者より「ぜひとも委員会を直接傍聴させてほしい」「請願の趣旨説明をさせていただきたい」との申請が委員会に行われたことを表決にかけたところ、共産党以外の党の皆さんの賛同が得られなかったので、趣旨説明を認めることができませでした。議会改革は道半ばです。

2、審議の様子

観光振興計画最終案など、産業観光局・行財政局・総合企画局の質疑が終わった後に、消費税増税中止要請のこの請願の審査を行いました。紹介議員による趣旨説明については全会派の了解をえて認められ、わが党くらた共子議員が増税後の京都経済の窮状、消費税が違うことに使われている実態を指摘し、切々と趣旨説明。これをうけて各会派の態度表明が行われました。わが党・井上けんじ議員、くらた共子議員もぎりぎりまで頑張りましたが、自民・民主みやこ未来・公明・京都党の4会派が「不採択」を主張し、日本共産党のみの「採択」のために、委員会としては「不採択」が結論となりました。

【私の感想と決意】

私は委員長ですので、賛否どちらにもくみせず公正な審議を専念したわけでありますが、内心は穏やかではありませんでした。請願に寄せられた皆さんの切羽詰まった状況を思うと、悔しくて仕方がありません。住民の暮らしの叫びをまっすぐと議会へと届ける「議席」がもっと必要であると改めて思いました。

明日から2日間かけて、今回の決算議会に提出されている議案への態度を一つ一つ検討します。先ほどまで、その下準備を行っておりましたが、自らの一挙手一投足に住民の暮らしがかかっていることを肝に銘じて全力を尽くします。

(更新日:2014年10月21日)