いよいよ告示までカウントダウン。
会議を終え、帰宅途上で、みごとな夜桜が目に入りました。
写真は京都市美術館南側の桜並木。
疏水水面にはりだす桜と、川面に映る桜がときより揺れる様子にうっとり見とれてしまいました。
ところが、京都市は、この「絶景」を全面的に破壊する再開発構想を進行中です。
この「絶景」や、恋人たち・家族連れで賑わう「芝生」も気に食わないらしく、全面的に「親水空間」として開発し、ウッドデッキに変えてしまう計画です。(岡崎地域活性化ビジョンの挿絵として掲載)
同ビジョンでは緑を大切にするとしていましたが、その部分の位置づけは実際には大変低く、「移植」に耐えない桜は「老朽化」した木と扱われ伐採の対象にするという考え方が現在の公園再整備工事では採用され、みごとな花を咲かせる丈夫な「大人」の桜であっても情け容赦なく伐採されています。
この「絶景」は、なんとしても守りましょう!
なお、疏水の南側にある「散策道」や、銀閣寺から若王子にかけてつながる「哲学の道」は、私の大先輩の故・他谷岩佐さん(日本共産党元京都市議)が地域住民の皆さんと一緒につくりあげたものです。南禅寺庭園群の借景となる東山三十六峰には送電鉄塔が一つもありませんが、実は、これも日本共産党と住民が一緒に運動して、地上には出ないようにさせたものです。
現在の京都観光の礎には、日本共産党と地域住民の運動が刻まれており、そのDNAを受け継ぎ、私も京都の景観と住環境を守るために奮闘しています。
(更新日:2015年04月02日)