昨日朝までに京都市が公開した情報をもとに、京都市の新型コロナウイルス感染症の感染の動向についてグラフ化しました。だいたい250件で推移してきた検査数からすれば、現状は大きな余力を残しているといえ、今後の動向を見極めながら、その余力をどうつかうか真剣な検討がいると考えます。また、京都市自身の検査能力は、新たな機器の購入と実戦投入になれば80件ふやせますので、これまで広げてきた民間との協力と京都市、京都府の検査の能力とあわせ、その余力をどう生かすのか真剣な検討がいると考えます。
京都市が2回目の新型コロナウイルス感染症の動向についての報告を発表しました。https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000274028.html
週の動向については、2回目の発表になります。わが党市議団としても、感染状況を分析・公表することを求めてきたことや、他党からもわかりやすい発信がもとめられてきたことなどを踏まえた京都市の対応の改善といえます。ありがとうございます。ただし、京都市のデータの紹介としつつも、京都府全体の陽性率が記載されているのは、やはり納得がいきません。なので、引き続き、私自身の独自の情報開示は続けていきたいと思います。
当たり前のことかもしれませんが、この報告で紹介されているクラスターも、出発点は感染経路不明です。無症状の感染者を積極的に見つけて、保護療養するという戦略に転じていかないと、いくら個人が対策を講じても限界があると思います。京都方式でもおいついていないのですから、クラスター対策の対象の拡大と、戦略的な大規模PCR検査を検討していただきたいと思います。
(更新日:2020年09月09日)