歴史的瞬間
今日は昨日に続いて、市議会の各党による代表質問があり、その直後に、「子供の健やかな成長を支える持続可能な全員制中学校給食の早期実現」を求める請願が全会一致で採択される歴史的な瞬間を迎えました。 日本共産党はこの請願に「小学校のような全員制中学校給食」も含んでいると理解でき、また検討会の実施や国への要望も当然のことであり賛成としました。
振り返ると・・・
11年間、16回も提出されてきた小学校のような全員制の中学校給食求める請願。
紹介議員になる党が日本共産党しかいない中で、他党や教育委員会を説得する論戦をずいぶんがんばってきました。
日本共産党以外がすべて反対するという厳しい状況が9月まで続いてきました。
それが、本日。
「早期実施」を求める請願が全会一致で採択となったのです!
「小学校のような中学校給食の実施」「給食費の無償化」の請願については、日本共産党以外の多数で「不採択」となり、残念でしたが、まずは、その前段階の前者の請願が通ったのが何より歴史的です!
学校調理方式、親子方式(小学校との連携)、給食センター方式など様々な方式を視野に今後調査・検討し、「全員制給食」を早期実施するというのが議会の意志となったわけです。
なので、今後の焦点は、どんな方式で中学校給食を実施するかに移ります。
どんな議論だったか?
賛成討論の冒頭は、日本共産党の鈴木豊子市議。
https://cpgkyoto.jp/topics/810/
「・・・伊根中学校は自校式給食でした。地元産の食材を活用する学校調理として、子どもたちが喜んで、残さず食べる給食。給食の時間が待ち遠しくなるような給食を考えていただきたいと思うのです。センター方式や民間委託のデリバリー給食を先行実施してきた自治体では、異物混入や業者が撤退するなど起こっています。・・・」
聞いているだけで、イカの煮つけを食べたくなる・・・自校調理式採用するしかないやろ!と思わせる、とってもおいしさあふれる名討論でした。
少々ざわついたので「いや、ほんまおいしかったんや」とまわりの自民党議員にお伝えしました。
続く、賛成討論の中で各党からは
・自民…「市会で長年議論となっている全員制の中学校給食」「一歩前に出て」実施を。「自公政権だからできた」
・公明…「保護者の声をうけ慎重に議論してきた」「手作り弁当の良さどう生かすか、小学校のようなと一方向に進めるのではななく」「請願の思いを受けとめて」、
・立憲民主…「子育て世代に選ばれるために」「後ろ向きな会派がいる中でこれまでも言ってきた」など、
これまで反対だった各党の大きな変化を実感する言葉とともに、彼らの戸惑いもにじみ出るような討論となりました。
私は近くに座っている自民党の議員さんに「結果オーライ」「みんなで進めよう」と声をかけました。
統一地方選挙は、ぜひ、日本共産党の勝利で、 おいしい中学校給食を実現しましょう!
#中学校給食 #京都市 #日本共産党 #とがし豊
(更新日:2023年02月28日)