宇都宮市♢LRTの現状と課題
他都市調査2日目(2024/7/30)は宇都宮市からスタート。
当局とは日程があわず事前資料をいただき、日本共産党宇都宮市議団から説明をうけ、実際に乗ってみました。
トップダウンで計画をきめたため、工場や学校をつなぐ通勤通学需要を優先し、大きな団地を迂回するなど生活路線としての性格が弱いルート選定となったのが弱点となっていること。
公共交通も住民主役ですすめることが大事であることがよくわかりました。
川崎市♢「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」制定や実施後の課題について
他都市調査2日目(7/30)宇都宮のあとは川崎市へ移動。「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」制定や実施後の課題について行政視察と党議員団からの聞き取り。
当局に、なぜ罰則を盛り込むことにしたのか、その背景をお聞きすると「特定の地域出身者の排斥訴えるデモや街宣が短期間に繰り返されたことは、地域に住む住民の平穏の暮らす権利を侵害。無知や誤解に基づくものではなく意図的なものはもはや警告や教育の範疇ではなく罰則が必要と判断した」とのこと。当局のヘイトを許さないという確固とした姿勢がうかがえました。
党議員団との懇談では、表現の自由と罪刑法定主義という憲法の原則とヘイトスピーチをやめさせたいという思いを両立できる方策を考えるため、賛否それぞれの立場の弁護士さんなどからも聞き取り調査をして判断するなど、舞台裏での党議員団の奮闘を教えていただきました。そして、その議論がその後の日本共産党の人権政策に大きな影響、理論的発展をもたらしたことも実感。京都市議団としてもぜひ川崎市議団の政策能力に学びたいの思いました。
(更新日:2024年08月02日)