活動日誌・お知らせ

大飯原発で放射能拡散予想シミュレーション(SPEEDI)が活用されないワケは?

行財政局二日目の局別質疑。原子力防災にしぼって質疑を行いました。

【原子力防災】

▽放射能汚染が32.5kmよりも広がらないとするUPZ圏外安全神話になってはいけない。▽京都市地域防災計画を改善し、放射性プルーム(雲)被害を想定したものにすること。▽そのためにも、福島第一原発事故で放射能の拡散を大変正確に予測した放射能拡散シミュレーション(SPEEDI)を活用して防災計画を充実するべき、と求めました。

が、表題の通り、SPEEDI活用を京都府に要請することそのものを拒否されました。

国が地方に対して原子力防災計画策定にあたってはSPEEDIを使わないとしているから、というのがその理由とのことです。

こうなれば住民の安全にかかわる問題なのに、確保されている予算・権限を活用しない京都府と京都市の責任は同罪です。

【大飯原発再稼働許すな】

原発再稼働については▽「大飯原発運転差し止め」を求めた福井地方裁判所の判決の受けとめるべき▽ 原子力規制庁が「適合」と認めたからといって「安全」とは言えない。 原子力規制委員長は「基準の適合性は見ておりますが、安全だとは私は申し上げません」ときっぱり言っている。▽こんな危険をおかしてまで原発再稼働すべきでない、▽三月末段階で原発9基分の再生可能エネルギーが稼働し始めているという現実を前に、もはや、原発を再稼働させる余地はない、と迫りました。

京都市当局は「火力発電所をフル稼働させてつなわたりだから原発が直ちに必要ないとはいえない」という趣旨の答弁を行いました。改めて再稼働を容認する姿勢を鮮明にしました。

【質問後】

そのあと、月曜日の質問準備を終え、保育園へ。子どもを家に送った後、住民団体の皆さんと地域政策について懇談へ直ちに向かいました。なので、私と遊ぶ気満々だった長女は大荒れ、次女は私の持つ決算の書類をつかんでポイ・・・。こっちも遊べの催促。さあ、土日を挟んで、月曜日は総合企画局の質疑。がんばるぞ!!

※一部文章を修正しました

(更新日:2014年10月04日)