活動日誌・お知らせ

市長総括質疑に立つ~エネルギー政策、ごみ減量、無駄な焼却炉展望台の建設中止を~

今日は市長総括二日目。市長・副市長と環境問題を中心に京都市政の課題を議論しました。

【私の質問のポイント】

①原発ゼロを前提に地球温暖化対策をブレずに推進を。②再生可能エネルギーの普及のため、固定価格買取制度堅持を国に求めつつ、制度の対象外である太陽熱利用・木質ペレット活用など「熱利用」のさらなる推進を。③ごみ減量・分別・資源化のさらなる協力をお願いするため、ごみ袋代の値下げを。④紙・プラスチックなど分別推進のために全庁あげて住民に周知徹底を、小金属の回収を月一回から横浜などのように毎週回収に、かん・びん・ペットボトルの混合収集から少なくとも瓶を別に回収するなど。⑤生産者が商品廃棄にまで責任をおうことでごみの発生そのものを防ぐ拡大生産者責任を徹底してこそ真のごみ減量のが図れるのであり、これまで以上に国へ働きかけを。⑥南部クリーンセンター建て替えにあたって、焼却炉の煙突(80m)に4億円の展望台を設置する計画は無駄遣いであり中止を。

いずれも、塚本副市長が答弁にたちました。①②についてはいずれも前向きな返事でしたが、④についてはさらに踏み込んだ対応を求めました。③については値下げでごみ減量した都市がないとして拒否されました。これに対しては、確かに値下げ後ごみ減量に成功していない事例がある一方で、実際にごみ袋を半額にしながら市民的な取り組みを広げる中で13.8%ゴミを減らした岡山県総社市の事例、一度リバウンドしながらも値下げ以前の水準以下をキープしごみ減量に成功している八千代市の事例を紹介し、そうした成功事例の検討を要請しました。また、⑤についてはちょっとよわい反応で意外でしたが、これはぜひがんばってもらいたいと訴えたら、一応市長もうなずいておられた。⑥については最後の最後まで撤回せず、極めて残念でした。

昨日は4人、今日も私を含め4人の共産党議員が質疑に立ちましたが、いよいよ週明けから常任委員会が行われたのち、各党での議案への態度を検討する議員会や、最終本会議に市議会からどういう意見書・決議などをあげていくか会派間の非公式協議が始まります。

(更新日:2014年10月17日)