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もう辞任しかない、稲田防衛大臣 自衛隊日報101日分が示すもの

今朝の「しんぶん赤旗」日刊紙には、日本共産党が入手した自衛隊の101日分の日報が詳細に紹介されていました。

〇昨年6月2日 「反政府勢力支配地域」を記載

〇6月14日以降、9月1日に至るまで、刻々と戦闘が拡大していく様子が記載

大統領府上空を攻撃ヘリが旋回したり、白煙があがるなど、自衛隊が宿営する首都においても緊迫した状況がつたわってきます。

政府軍による国連PKO部隊への対行為が相次いでいることも警告されています。

支配地域をもつ二つの武装勢力が戦闘をくりひろげているこの状況は、どこからどう見ても停戦合意が崩れていると言わざるを得ず、昨年8月の段階で自衛隊の撤退をきめるのが稲田防衛大臣に課せられた責任であったはずです。

この情報を防衛大臣ら(昨年8月3日に中谷大臣から稲田大臣に交代)が当時知らなかったなどということはありえず、組織的に隠ぺいし国会答弁などが行われていたということではないでしょうか。

日報を隠したことは許せませんが、何より、日報に基づく情勢判断をしっかり行い、自衛隊員を帰国させる責任を果たさなかったことそのものが重大であり、辞職に値すると考えます。

しんぶん赤旗日刊紙・・・目を離せられません。

(更新日:2017年03月21日)