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京大法学部教授(刑法)・高山佳奈子先生が「共謀罪法案の危険な中身」講演

100人の参加者が高山佳奈子先生の話に聞きいる

去る3月7日、戦争法廃止を求める左京の会が主催する学習会が開催され、高山佳奈子先生が共謀罪法案の危険な中身について講演された。9・11テロ事件前後の時期に、13のテロ対策の国際条約締結にあたって国内法整備は完了しており、犯罪発生数もかつてなく減少し治安状況はよくなってきている中で、共謀罪法案の提案を狙う政府の口実はすべて破たんしていることを告発されました。また、共謀罪法案は、政権に批判的な活動だけではなく、犯罪を描いたドラマや演劇などの表現活動や何気ない普通の生活をおくっている人さえも、対象になりうるという話には戦慄を覚えました。行きつく先は、北朝鮮のような密告・盗聴の監視社会であるとの指摘は大変強く印象に残りました。参加者からは、ぜひ口コミや宣伝なども含めどんどんと周りに広げたいという声がだされました。また、小さい規模でも学習会を開いていきたいという方もいらっしゃいました。私もがんばります。

(更新日:2017年03月09日)