活動日誌・お知らせ

コロナ危機・気候危機を乗り越え、 いのちと暮らしを最優先でまもる政治を実現する年に

1月10日に開催を予定しているオンライン集会のご案内

新しい年を迎えました。旧年中のご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。

さて、いよいよ22日からは核兵器禁止条約が発効し、世界中の核兵器が「違法」な存在となり、条約に参加していない国も、廃絶にむけて道義的な責任が問われる時代となります。この人類史上の偉大な一歩に習い、コロナ危機も気候危機(地球温暖化問題)も乗り越える「新しい政治」が必要と考えます。

市長はコロナ禍なのに、市民税独自減免の廃止による低所得者への増税や福祉減免の大幅縮小、敬老乗車証の対象年齢を70歳から75歳に引き上げ、負担額の倍化を狙うなど、徹底的な経済弱者痛めつけの政策を進めようとしています。財政危機というなら、なぜ、大型事業は温存なのか。全く筋が通りません。政治を大本から変えなければなりません。

いよいよ衆院選の年。前原氏により野党分裂選挙となった前回の轍を踏まず、野党が統一して闘えば、政権交代の展望が開けます。国政を変え、市政を変えるため、一層頑張ります。今年もよろしくお願いします。

なお、来る1月10日に、オンライン集会を開催予定です。ぜひご参加ください。

(更新日:2020年01月01日)

新年のご挨拶 2020/1/1

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、多くの皆さんの暖かいご支援により、四年ぶりに市議会に復帰させていただきました。新年にあたりまして改めて感謝申し上げます。公約実現へ全力をつくす決意です。
その正念場となる市長選挙は1/19告示、2/2投票です。市長権限は大きく
福山和人さんの勝利は多くの市民の皆さんの暮らしを確実によくすると思います。
ぜひ、ご一緒にそんな新年にすることをよびかけたいとおもいます。今年もよろしくお願いします!!

(更新日:2020年01月01日)

金閣寺・北山大塔基壇推定地の保全、気候変動を議論~2019.12.24京都市会文化環境委員会②

堀議員と私から金閣寺・北山大塔基壇推定地における「現状変更」に関して、文化財保護を所管する文化市民局に対して質疑を行いました。

これに対して、京都市は台風による倒木の処理で、原状回復まで手が回っていないとして、今後なるべく早い時期に回復される見込みであると答弁しました。

また、出土した九輪(くりん)の一部については、複数の破片が見つかっていないことから、現地付近にあったものか持ち込まれたものかの判断がつきにくいことから重要文化財として認定するのは難しいと答弁しました。ただし、重要文化財になりうる重要度の高い出土品であることからAランクとして保管していると答えました。

京都市考古学資料館では、ノーベル賞を受賞した吉野彰さんが発掘にかかわった西京区柏原に所在する古代寺院跡に関する特別展示が行われています。「1966年の緊急発掘調査により、国内では極めて例の少ない八角形の瓦積み基壇の塔のほか、中門、回廊や築地の跡が確認されるなど貴重な成果が挙がりました。この後、保存要望の署名活動などを経て、1971年には国史跡に指定され、現在では史跡公園として市民の憩いの場」となっていることが紹介されています。金閣寺の北山大塔基壇推定地について、金閣寺ともよく相談して本格的な蝶さん検討と保存方法について検討すべきと求めました。

気候変動に関しては、cop25における京都市の活動についての報告とともに、この重要な節目にあたって野心的な取り組みを求めました。具体例として、太陽光発電を京都市内であと10倍から20倍の敷設の可能性があることを指摘、加速度的に自然エネルギーを本市で推進するために初期投資ゼロ円で太陽光パネルを設置できる仕組みの創設を求めました。

(更新日:2019年12月24日)

ネーミングライツで大論争ー京都市会文化環境委員会12/24①

文化環境員会での議論

京都市が、10か所の体育施設についてネーミングライツ募集に向けた議案の準備に入っていることが市議会文化環境委員会に報告されました。

西野市議が、「3年から10年ごと」にころころと名前が変わることにより混乱を招くことなどを指摘し、慎重な検討を求めました。

その議論の中で、公明党の議員からは、対象外となっていた「武道センター」についても、ネーミングライツ募集の対象として位置付けるようにもとめる意見が出されました。

私は、

「例えば近畿地域弓道大会であれば、その案内の中に、京都市武道センター弓道場と記載されており、その名前には、京都市が伝統的な武道などについても大事にしているというメッセージが示されており、武道センターという名称を変更すべきではない」と指摘し、当局の認識をただしました。

京都市の担当者は、武道関係者などの声を聴きながら検討するという答弁にとどめ、今回の議案では対象外であると説明しました。

私からは、何でもかんでもネーミングライツにつきすすむありかたに対し疑問を呈しましたが、現市長を擁護する立場の議員からも名称に「京都市」「地名」を冠することを前提にすべきなど、際限のないネーミングライツに対して疑問の声がだされました。

市長をかえて美術館に「京都市美術館」の名前を表記させよう

門川市長は、京都市美術館の名称を市長権限で「京都市京セラ美術館」に通称名を変更する契約を結びましたが、事実上「京セラ美術館」と略称されることによって、まるで京セラに売却されてしまったかのような誤解を招く状況となっています。美術関係者からは、「京都市美術館」という正式名称についても併記して誤解をさけることは、京セラと協議して実現することは可能のはずだという指摘がだされています。

京都市美術館の「正式名称」をきちんと名乗れるようにできるかは、1月19日に始まる京都市長選挙にかかっています。

(更新日:2019年12月24日)

2019.12.6京都市会・文化環境委員会~ジャパンライフ問題、COP25で政府目標引き上げを働きかけよ

本日(2019年12月6日)開催の京都市会・文化環境委員会の審議で、ジャパンライフなどのオーナー商法被害への京都市の取り組み、地球温暖化対策、北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書について一般質問を行いました。

ジャパンライフをめぐっては、桜を見る会で山口会長が招待される前年2014年までに9軒の相談があり、その後も相談は増え続け、京都市消費生活センターに45件の相談がよさられていることが明らかに。その内容についてさらに聞くと、「年金が減る中で100万円預ければ月5000円入ってくると誘われたが、最初しかお金をかえってこずどうなるんだろう」など、特に高齢者の被害が多いとの答弁でした。消費者担当大臣は、桜を見る会に山口会長を招待したことに関し「遺憾」と述べており、京都市としても消費者の相談にのってきた側として、国に厳重に抗議すべきと求めましたが、京都市は「コメントする立場にない」と逃げました。

また、COP25日京都市からも担当局長が出席することをうけ、小泉環境大臣に政府目標の引き上げをもとめ、なんらかのアクションを行うべきだと求めました。京都市は、政府目標に関しては「別の機会に働きかける」と述べるにとどまり、政府目標を上回る目標をかかげて地方が独自に取り組むことが大事と答弁しました。グーグルと連携して導入したシステムによって、現状ある京都市の太陽光発電の20倍の発電が可能であることを指摘、太陽熱などとも併用して、京都市エネルギー消費の1~2割程度削減に正面から挑むべきと求めました。京都市は「効率性」「コスト」などの課題をあげ啓発によって普及するとの答弁にとどめようとしましたが、京都市自身の調査でも、現状の10倍の太陽光発電導入が可能であることを指摘して、その京都市としての「限界」にさえ挑めていないと取り組みの強化を求めました。渋滞緩和と称した堀川地下トンネル道路や中央リニア・北陸新幹線などが温暖化対策上の「聖域」となていることをめぐって、渋滞が課題であるならば、公共交通へのシフトなどで代替すれば渋滞解消・財政負担削減・温室効果ガス削減につながると追及しました。

北陸新幹線をめぐっては、説明会において、活断層が動いた場合の安全確保が可能か、地下水の保全、残土の処理など、方法書において説明されるべき内容が極めて不十分であることを指摘し、京都市の考えをただしました。

(更新日:2019年12月06日)

北陸新幹線環境影響評価方法書の説明会に参加

北陸新幹線(敦賀・新大阪間)環境影響評価方法書の説明会が、今日から始まりました。

さこ府会議員と一緒に私も出席しました。

機構側もやったことがない大深度含む前例のなき長大トンネルとなるそうなのですが、乗客の安全の確保に関しては、事実上のゼロ回答。

地震対策も、後日回答するとのこと。

市街地を避けるけど市街地の京都駅の地下に駅をつくるとのことで、支離滅裂。

以下、簡単に質疑応答をまとめてみました。

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・京都市中心市街地を回避するルートとのことだが、市街地にある京都駅にどう接続するのか。

→住居のあるところを避け、道路の下をできるだけ通って京都駅にいく。(出席者から中心市街地を通らないかのような嘘の説明を今後の説明会ではやるべきではない、訂正すべきと指摘され、機構側は修正を確約)

・活断層が動いたら中越地震の時のようにトンネルは崩れるのではないか。

→北陸新幹線においても糸川断層のところで安全対策の構造である。活断層について文献で判断、国の鉄道耐震指針でつくる。熊本地震後に改訂された指針。

・立坑の形は、直立か、斜めに屈折するか。

→検討中

・準備書はいつ出てくる?

→課題あり、その後に。

・令和4年開業を念頭に動いている人が身近にいる。金沢敦賀間はあっという間に着工。

→当時はアセスがゆるくこんな説明会もいらなかったので早かった。

・水脈調査は人間だけでなく、自然環境全体の保全を目的にするのが筋。

→井戸について水質・水位を調査する。ご指摘は検討。

・残土の置き場は

→これから検討。

・立坑の深さ

→これから

・残土はどう運ぶ

→検討する

・立坑なしてどれたけの長さを掘ったことがあるか。

→11キロが最大。

・超長距離のトンネル工事になる。前例あるか。

→大深度含むものとしては初めて。

・松井山手の駅はリニアとのアクセスを想定しているか。せっかくつくるなら接続をうまく考えるべき。

→リニア新幹線については情報がない。リニアを含まず計画をたてている。

・地質学の専門家に意見を聞いているか

→トンネル工事の専門家には話を聞いている。

・指針では橋梁などだけではないか。トンネルについてどれだけの断層運動に耐えるかわかりやすく教えてほしい。

→後日、ホームページなど何らかの形で回答する。

・土砂災害でトンネルに土砂や水が入り込んだ場合救助などはどうなるか

→大深度特措法で、消防などの協議がある。そこで検討。新幹線の防災対策の基本は、とにかく駅まで走れるとこまで走りきる、立坑のところから逃げる、救助。

以上で、時間切れ。

おおむね、こんな感じでした。

(更新日:2019年12月04日)

2019.11.29グローバル気候マーチ@京都に参加

グローバル気候マーチに小4の娘と一緒に参加しました。

前回よりも学生の参加、日本人の参加も増え、幅が広がった実感があります。若者たちの行動力に感動です。

「お父ちゃん、大人が子どもに怒られるなんて本当に困ったことや。最近はしっかりした子どもが大いな」

と、グレタさんに怒られたトランプ大統領らのことを指しているらしい。

だから、父ちゃんもきちんと叫んでいるところを娘に見てもらいたいし、日本にもたくさんの若者や大人がたちあがっていることもしってほしくて誘いました。

ダンボールに手書きのかわいいメッセージとイラストを一緒に書きました。

娘はデモの最中、

たまたま通った救急車を見ながら、救急地球車やなあ、と呟いていました。

それだけ危機が迫っている。

しがらみなき子どもの目には、気候危機の本当の姿が私たち以上によく見えるのかもしれないですね。

大人の責任重大です。

(更新日:2019年11月29日)

2019/11/22議会運営委員会に出席。11月市会日程を確認、小山田氏の民フ会派離脱の報告

本日は熊野神社前での街頭宣伝のあと、京都市会議会運営委員会に出席。

立憲民主党と国民民主党に所属する7人の議員が合同して結成した「民主市民フォーラム」会派から小山田議員が離脱し無所属となることが報告されました。まあ、どうなんでしょう。

それはさておき、10月30日に決算市会が終わったところですが、さっそく、11月市会が始まります。29日に本会議で議案が付託され12月13日まで開催されます。

本日は、そのあと、文化市民局、教育委員会、行財政局、建設局から議案説明をうけ、実質的には今日から始まっています。

(更新日:2019年11月22日)

71河川140箇所決壊 どうなる京都の防災

左京まちの交流広場が主催「71河川140か所決壊!どうする京都の防災」であいさつする守田敏也さん

昨夜(2019年11月21日)は、左京まちの交流ひろば主催の「71河川140箇所決壊 どうなる京都の防災」に参加しました。

川の達人・中川学先生と
千曲川水害を調査されたジャーナリストの守田敏也さんのお話をききました。

流域治水、総合治水の大切さ、
今後こうした水害のもととなった豪雨があたりまえにくるもとでまちづくりそのものも
大きく変えていなかければと学びました。

福山和人さんも途中駆けつけて発言され、南三陸町での経験を話されました。

京都らしい避難対策を呼び掛けた守田さんのお話、避難したくなる避難所作りも、防災のイメージを一新してくれ印象的でした。

そんな、市政をぜひ福山和人市長実現で実現したい。

(更新日:2019年11月22日)

2019/11/19京都市会・文化環境委員会で土砂条例素案や災害ごみ対策など審議

本日開催の京都市会・文化環境委員会では、大岩山対策などでわが党が一貫してもとめてきた土砂条例の素案について当局より報告があり、審議しました。土砂条例をもつ8自治体のうち6自治体が今回提案の3000㎡よりも厳しい500㎡以上を中止命令の対象にしているとのことで、今回の京都市の提案は手ぬるいことをわが党から指摘。他党からも同様の声が一部あがっており、今後、募集されるパブコメを踏まえて出される条例案がどこまで踏み込むか注目しています。

また、私からは災害廃棄物対策、まごころ収集、ごみ出しルールを違反したごみへの対応を質疑しました。京都市は現在15人体制で福島県郡山市に派遣し災害ごみ対策の支援に入っていますが、その取り組みに当たる職員・留守を守る職員の皆さんに心から敬意を表しました。職員削減が極端に進む中かなり現場は大変だそうですが被災者のために乗り越えて頑張っているとの事。

環境政策局からは、復旧の第一歩は、被害をうけた家屋から災害廃棄物を出すことから始まるため、迅速にそれらを回収しないと交通の妨げとなり衛生上も問題が生じることから、とにかく初動が非常に大事だとの事でした。京都市においての大規模災害対策の計画も確認しましたが、一次仮置き場は充足、分別したものを置く2次仮置き場は不足しているため京都府と協議中とのこと。同時に、住民の身近なところに1000か所の住民用の仮置き場を設置する計画を進めているとのことで、大規模災害への備えが着々とされています。しかしながら、初動を速やかに行う場合に、この職員体制では厳しいものがあり、新規職員採用を行い、現場の直営体制の強化を求めました。

(更新日:2019年11月19日)