今日は、補正予算を審議。
消費税増税に伴う消費活性化策といいながら、マイナンバーカードを使わなければ利用できない仕組みであること以外は、詳細は全く未定のまま国補助金が交付され、プレミア率も対象も全く未定。
こんな無責任な予算提案はかつてなかったんじゃないか。
クレジットカード情報とマイナンバーカードの情報が集中・結合され、国や悪意ある第三者への個人情報流出の危険性が増大する可能性を居都市に問うても、「きちっと対策します」というだけで、何の保障もない。
増税だけは押し付けるが、経済対策は全く準備不足。
還元・軽減するぐらいなら最初から増税するな、ましてや国自身が準備不足のもとで増税実施など認められないと指摘させていただきました。
また、西京極陸上競技場兼球技場のネーミングライツ契約による10年分の収入をスポーツ振興基金に積み上げ、運営費削減の穴埋めとされるのもあまりにもひどい。寄付した人の気持ちなどお構いなし。スポーツ施設維持予算を削りすぎだ。
他党からも、マイナンバーカードを利用した「消費活性化策」について、自民党議員からマイナンバー普及率15.3%の低さのもとで多くの人には使えない制度との厳しい見通しを嘆く質疑、京都党議員からはマイナンバーカード普及と消費税対策は分けて考えるべきとの意見。公明党議員だけが「メリットしかない」と、今回の政府のマイナンバーカードの普及策にもろ手を挙げる質疑。
明日、団会議で態度案を検討する。
(更新日:2019年09月24日)