昨日(2014年9月28日)、反貧困ネットワーク五周年の集いに参加してきました。
浜矩子先生の講演「分団と排除を乗り越えてー貧困のない経済社会の構想」のあと、浜矩子先生と尾藤廣喜弁護士のトークセッションをお聞きしました。日本の経済社会の特徴を「壊れたホットプレート」にたとえられ、ホットスポットばかりが加熱され、コール
ドスポットは冷えたまま・・・という二極分化の実態を指摘をされていました。トークセッションでは、尾藤先生が、日本の貧困率が政府の政策によって修正されないのは世界の中で日本とアメリカぐらいであると情報提供されました。浜先生は、「豊かさの中の貧困」という新しい問題にどう立ち向かうのかと語りかけ、南極における犬ぞりにたとえておられました。強いものも弱いものも力をあわせてソリ(日本経済)引っ張った方がよいのに、弱いものを切り捨てて荷物として背負い込み強いものだけで引っ張ろうとしているのが安倍政権であり、これはどう考えても非合理・・・という説明はなるほどと思いました。
一部の大企業にしか目を向けない安倍政権を倒し、幅広い国民の暮らしを大切にする政治をうちたてるために、一層頑張りたいと決意を新たにしました。
(更新日:2014年09月29日)