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パートナーシップ宣誓制度の現状と多様性社会の実現について(2025年12月18日京都市会文教はぐくみ委員会・玉本なるみ議員質疑)

パートナーシップ宣誓制度の現状と多様性社会の実現について

【質疑要約】パートナーシップ制度の現状と多様性社会の実現について

○玉本なるみ委員
制度施行から5年、宣誓数は200組を超えたが、当事者からは「登録のメリットが少ない」「不動産会社での住まい探しで嫌な思いをする」といった切実な声が届いている。民間への理解促進を強めるべきだ。また、性的少数者への施策が固定化しており、広報不足も否めない。常設の居場所確保や予算増額、さらには「宣誓」という形式に縛られない登録制への移行、そして差別をなくすための条例制定など、一歩踏み込んだバージョンアップを求める。
○共生社会推進室長(答弁)

宣誓数は政令市で10番目と、一定順調に推移している。民間企業の取り組みも広がっており、市としても居場所支援や啓発を二本柱に進めている。現状の体制で一定の対応はできていると認識しているが、宣誓制度のあり方については他都市の状況も研究しつつ、引き続き検討していく。

○玉本なるみ委員(要望)
「やれている」ではなく、当事者が直面する差別的な状況を重く受け止めるべきだ。異性カップルにはない苦労を強いている現状を解消するため、当事者の声をさらに聴き、自治体として国に対し「同性婚の法制化」を強く求めるよう要望する。

【議事録】

2025年12月18日に開催された京都市会文教はぐくみ委員会にて、日本共産党の玉本なるみ委員が文化市民局に対して行った質疑です。

AIにより文字起こし、整理したものです。

○玉本なるみ委員
よろしくお願いします。制度施行から5年になり、登録者数も200組を超えたとお聞きしました。これまで多くの当事者の方々の声を聞いてまいりましたので、その声を届けながら質疑を行いたいと思います。
まず、この「200組」という実績について、市としてどのように評価されていますか。

○共生社会推進室長
まずは、当事者の思いに寄り添い、生きやすい社会を作っていくという点で、本制度は重要な役割を果たしてきたと考えております。令和2年の開始以降、件数は順調に伸びていると認識しております。

○玉本なるみ委員
200組という実績は様々な努力の成果だと思いますが、当事者の声を聞くと、決して多いとは言えないと感じています。「制度に登録してもメリットがあまりないから宣誓しない」という方や、登録しても「使う機会はないが、お守りとしてカードを財布に入れている」という方もおられます。
課題があるのならば解決していかなければなりませんが、市として当事者や市民の意見・要望をどのように把握されていますか。

○共生社会推進室長
先ほどの件数の評価について補足しますと、政令指定都市の中では10番目(※以前のデータでは7番目でしたが、直近では10番目)で、ちょうど中盤あたりに位置しております。
当事者の声については、居場所支援や「マーブルスペース」等の交流事業を通じ、直接お話を伺っております。より良い事業展開に向けて、幅広い方々に参加いただけるよう、いただいたご意見を改善に繋げていきたいと考えております。

○玉本なるみ委員
今回お聞きした中で特に気になったのが、不動産会社での住まい探しです。パートナーとの同居を説明しづらく苦労したり、嫌な思いをしたりして、「不動産会社に行くのが一番怖い」とおっしゃる方もいました。
京都市では市営住宅への入居申し込みを親族扱いで認めていますが、多くの方は民間物件を探されます。不動産業界への理解促進に向けた働きかけはいかがでしょうか。

○共生社会推進室長
不動産業界への直接的な働きかけについては、現在詳細を承知しておりませんが、民間企業全体では、同性パートナーへの福利厚生の適用や、保険金の受取人、住宅ローン、家族割サービスの対象とするなどの取り組みが広がっていると認識しております。

○玉本なるみ委員
ぜひ不動産業界への働きかけを強めていただきたい。5年前、わが党議員団は制度創設にあたり「民間住宅での契約拒否をしないよう周知すること」や「是正の仕組み」を盛り込んだ7項目を申し入れました。しかし、今もなお嫌な思いをする方がいるのは、浸透しきっていない証拠です。
一歩進んで、多様性を認める社会づくりのための「条例制定」も視野に入れ、行政として指導や是正勧告が積極的にできる仕組みが必要ではないですか。

○共生社会推進室長
私たちは現在、「性的少数者に関する社会の理解促進」と「当事者の居場所の確保」を二本柱として重点的に取り組んでおります。引き続き当事者団体の皆様の声を聞きながら、取り組みを続けてまいります。

○玉本なるみ委員
取り組みをさらにバージョンアップさせる必要があります。わが党が要求した資料によると、性的少数者に関する事業実績の項目が3年間ほとんど同じです。
また、コミュニティスペース「マーブルスペース」についても、広報不足や、新しい人が入りにくいといった意見があります。本来は、いつでも相談でき情報が手に入る常設の居場所が必要だと思います。広報や企画の予算を増やし、具体的に取り組みを強化すべきではないですか。

○共生社会推進室長
個別の「LGBT関連予算」として計上はしておりませんが、国の人権啓発委託金等を活用し、啓発に取り組んでおります。マーブルスペースも近隣市と連携して効果的な運営に努めています。
相談機能については、ウィングス京都での専門相談員による個別相談や、当事者団体のコミュニティスペース等の周知に努めており、現状の体制で一定の対応ができていると認識しております。

○玉本なるみ委員
当事者の方は「もっと取り組みを可視化してほしい」とおっしゃっています。「やれている」ではなく、さらに何ができるかを考えるべきです。
他にも「民間医療機関への周知」「パートナーが亡くなった際、親族の理解がないと葬儀に参列できない悲劇」「遺産相続への不安」など、切実な声が届いています。子育て中のカップルが区役所の窓口で何度も説明を求められ、大変な思いをした事例もあり、職員への徹底も不十分です。
異性パートナーなら直面しない苦労を、同性というだけで強いられるのは「差別」だと感じている方が多い。この実態をもっと重く受け止めるべきです。

また、制度の名称や仕組みについてもご意見がありました。婚姻届を出す際に「宣誓」は求められません。宣誓して祝福されたことに感動する方がいる一方で、「なぜわざわざ宣誓しなくてはならないのか、登録制でいいのではないか」という意見ももっともだと思います。制度の概念を「宣誓」に限定せず、届け出による登録など他自治体の事例も学ぶべきではないですか。

○共生社会推進室長
令和2年の創設以来、生きづらさを抱える方の思いに寄り添ってまいりましたが、まだ制度としての歴史は浅いと認識しております。
宣誓に来られた方からは、レインボーフラグや職員の祝福に感動したというお声や、次世代の子供たちのために勇気を出したというお声もいただいております。現在の制度のあり方についても、他都市の状況を研究しつつ、引き続き検討を進めていくことが重要だと考えております。

○玉本なるみ委員
最後に、パートナーシップ制度を作った原点に立ち返るべきです。法的な効果はないものの、自治体として家族と認めていく制度です。
当事者からは、国に対して「同性婚を認めるよう、京都から要望をあげてほしい」という声が非常に多いです。「国が決めること」と突き放すのではなく、パートナーシップ制度を持つ自治体として、同性婚の法制化を国に強く求めるべきではありませんか。

○共生社会推進室長
同性婚の法制化につきましては、国民の意見を踏まえ、国において慎重に検討されるべきものと考えております。

(更新日:2026年02月25日)

京都市におけるパートナーシップ宣誓制度の充実及び住民票等への記載について(2026年2月19日京都市会文教はぐくみ委員会:とがし豊一般質問)

パートナーシップ宣誓制度の充実及び住民票等への記載について

とがし豊委員 よろしくお願いいたします。まず、パートナーシップ宣誓制度の充実及び住民票等への記載について質疑をさせていただきます。  憲法では法の下の平等が定められており、個人の尊厳を大切にしなければならないことも定められております。そうした前提のもと、婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により維持されなければならないと規定されています。しかし、現在の民法や戸籍法においては、同性婚を認めない前提で制度が作られている状況があり、同性パートナーに関しては著しい不利益が生じています。  本市においてはパートナーシップ宣誓制度を導入し、充実させてまいりましたが、改めて本制度の意義と目的について、簡潔にご説明いただけますか。

共生社会推進室長 パートナーシップ宣誓制度の意義・目的等でございます。  本制度は、性的少数者であるお二人が互いを人生のパートナーとして相互に協力し合うことを市長に宣誓し、市長が受領証を交付するものでございます。これは、自分らしく生き生きと生活していくことを宣誓されるお二人の思いに京都市として寄り添い、応援するものであります。同時に、性の多様性を認め合い、あらゆる方々の人権が尊重される共生社会の実現に向けて、市民の理解と共感を広げていくものと認識しております。  ちなみに宣誓数につきましては、令和7年12月末時点で216組となっております。これは政令指定都市における人口10万人あたりでは6位の数値です。また、宣誓者の自治体間転入・転出時の負担軽減を目的として、自治体間連携をさらに進めている状況でございます。

とがし豊委員 ありがとうございます。制度のもとで市営住宅への入居支援など、様々な取り組みが進められているところですが、さらに一歩前に進めるために、住民票への記載についても踏み込んだ対応を求めたいと考えております。  事実婚に関しては、住民票の続柄欄に「夫(未届)」「妻(未届)」という記載が行われています。同性パートナーに関しても、同様の取り扱いを求めたいのですが、いかがでしょうか。

区政推進担当部長 事実婚につきましては、現状、本市において「夫(未届)」「妻(未届)」といった記載としております。一方で、同性パートナーの方につきましては、一方の方を「世帯主」、もう一方の方を「同居人」という形で記載をしているところでございます。  これにつきましては、事実婚の方と同性パートナーの方を同一の記載とすることについて、国の総務省が「実務上の支障を来す恐れがある」という見解を示しております。本市におきましては、それに基づき、先ほど申し上げたような取り扱いをしている状況でございます。

とがし豊委員 住民基本台帳事務処理要綱では、続柄の記載方法として「内縁の夫婦は法律上の夫婦ではないが、準婚として各種社会保障の面では法律上の夫婦と同じ扱いを受けているので、夫(未届)・妻(未届)と記載する」とされています。事実婚で認められているものを、同性パートナーについては認めないというのは納得がいきません。省庁が言う「実務上の混乱」とは、一体どういうことなのでしょうか。

区政推進担当部長 現行法上、社会保障制度の適用の可否などにおいて、婚姻要件を満たされている事実婚の方に関しては、婚姻関係にある方に準ずる形で同一の取り扱いがなされています。一方で、同性パートナーの方々については、現行制度上、同一の取り扱いができないという点での違いであると考えております。

とがし豊委員 法律上の婚姻状態でなかったとしても、実態として婚姻関係にあるのは事実です。社会全体として様々な慣習や社会保障の面で夫婦として扱われる実態に合わせて、住民票の運用が認められてきた経過があるはずです。そう考えれば、同性パートナーも「事実」として一緒に考える余地があるのではないでしょうか。  既に13の自治体で(独自の解釈により)取り組みが行われていると承知しています。自治体の自治権として実施されている例があるわけですから、京都市としてもぜひ検討いただきたいのですが、いかがですか。

区政推進担当部長 本市におきましては、現状の制度のもとで総務省が出している見解を踏まえ、現在の記載方法が適当であると考えております。今後も、国や他の自治体の動きを注視しながら、引き続き適正な事務を行ってまいります。

とがし豊委員 パートナーシップ宣誓制度自体、国が同性婚を認めない中で、自治体としてお二人を認めていこうと取り組んできたものです。国の取り組みの遅れは、当事者にとって人生の大きな損失となります。自治体としてできる最大限の取り組みを行っていただきたい。  先行する13自治体の事例を参考に、京都市としても政令指定都市として先鞭をつけていただきたいと要望しておきます。愛した相手が異性であれば事実婚としても認められ、同性であれば認められないというのは極めて不合理です。  そもそも同性同士の結婚は誰かの権利を侵害するものではなく、むしろ祝福されるべきものです。高裁判決でも同性婚を認めない現行制度を違憲とする判断が優勢となっており、司法判断を待つまでもなく国において法制化されるべきですが、市としても最大限の努力を求めておきます。

(更新日:2026年02月25日)

2月予算市会・市政懇談会を開催。民泊規制強化の提言、市民の皆さまの切実な要望を議会論戦へ!

【市民の皆さんの願いが、予算を変える力に!】昨日2月20日、日本共産党京都市議団による「予算市政懇談会」を開催し、私は司会進行を務めました。

予算案について、
2月市会に提案された2026年度加藤あい幹事長が報告。党議員団が発表した提言「民泊・簡易宿所の規制強化〜住環境を守り『住んでよし、訪れてよし』の京都市へ」についても詳しく触れられました。

市民の暮らしを守るため、

✅ 住居専用地域での民泊営業の0日規制(事実上の新設禁止)、その他地域でも厳しい規制

✅ 「簡易宿所」も管理者常駐の義務化など、

–実効性のある規制強化を求める私たちの提案について 、意見募集中です。

その後、会場からは多岐にわたる熱い要望が寄せられました。
✅ 補聴器補助がついに実現!
4万筆の署名を積み上げてきた団体からは、実現を歓迎しつつ「より使いやすく、実態に合う増額を」との声。
✅ 中小・個人事業主への支援を!
「家族経営や個人事業主が置き去り。京都の街を支える商売に届く支援を」との切実な訴え。
✅ 気候変動・映画振興・差別なき行政
ニューヨークのような大胆な街路樹植林による温暖化対策や、東洋のハリウッド・京都の映画振興、マイナンバーによる差別の解消など、京都の未来への提言も続々。
お聞きした一つひとつの声を、14人の議員団のチーム力で、市議会の論戦へ全力で活かしてまいります!
#とがし豊 #京都市議会 #日本共産党 #予算要望 #左京区

(更新日:2026年02月21日)

【文教はぐくみ委員会:誰もが自分らしく、安心して学べる京都へ2026.2.19】

【文教はぐくみ委員会:誰もが自分らしく、安心して学べる京都へ】

本日、文教はぐくみ委員会で質疑に立ちました。 まず、パートナーシップ宣誓制度を一歩進め、同性パートナーに対しても住民票への「夫(未届)」「妻(未届)」の記載を求めました。事実婚と同様の扱いを認めることは、人権尊重の観点から不可欠です。また、ネット上のヘイトスピーチから市民を守るため、川崎市のような罰則付き条例の制定を強く要望しました。

保育・教育分野では、1万6千筆超の請願を重く受け止め、保育士の処遇改善や「定員払い」の導入、学校給食費・副教材費の無償化を追求。不登校支援では、子どもたちへのアンケートをもとに「行きたくなる学校づくり」へ、当事者の声を直接聴く取り組みを提案しました。子どもたちの最善の利益を最優先する政治を目指します。

皆さんから寄せらた声をもとに市議会でどんどん実現したいと思います。

(更新日:2026年02月19日)

2月市会開会。府議補選に挑戦する山口咲子さんと共に!

本日2月16日、京都市の2026年度予算案を審議する「2月市会」が幕を開けました。 実質賃金が下がり続ける中、今こそ行政の役割が問われています。暮らしを支える予算への転換を目指し、論戦に挑みます。

■ 頼もしい仲間、山口咲子さんが来団

予算審議の打ち合わせに追われる中、日本共産党京都市議団の控室に、4月の京都府議会議員補欠選挙(右京区選出)に挑戦される山口咲子さんが挨拶にお越しくださいました。

山口さんは、市民の皆さんの生活に深く根ざし、その痛みや願いに寄り添い続けてきた情熱あふれる方です。

4月の京都府知事選挙を闘う藤井伸生さん、そして府議補選に挑む山口咲子さん。このお二人が府政の場に加われば、京都府政は間違いなく大きく変わります。

■ 地域を越えて「生きやすい京都」を

右京区での山口さんの挑戦は、私たち左京区の議員や党員にとっても大きな勇気となります。

京都府知事選、府議補選、そしてその先の統一地方選へ。

「暮らしに希望を」という皆さんの願いを形にするため、私たちは行政区の枠を越えてスクラムを組み、全力で走り抜きます。

控室では、みんなでガッツポーズでの記念撮影。

この団結力で、2月市会の論戦、そして春の決戦を勝ち抜いてまいります!

▼高評価とチャンネル登録で応援をお願いします! https://x.gd/tb9f2

(更新日:2026年02月16日)

【2/22開催】藤井のぶお知事予定候補・左京区事務所開きのお知らせ(ライブ中継あり)

京都府知事選挙に立候補を予定している「藤井のぶお(藤井伸生)」さんの、左京区事務所開きを開催いたします。

「府民の暮らしを最優先にする府政へ」 藤井さんが掲げる、希望ある京都のビジョンを語る大切な出発点です。わたくし、とがし豊も左京区から全力で応援いたします。

当日の様子はYouTubeにてリアルタイムでライブ配信を行います。会場にお越しいただくのが難しい方も、ぜひオンラインでご参加いただき、藤井さんへ温かいメッセージや激励をお寄せください。

【開催概要】

市民が主役の京都府政を取り戻すため、一人でも多くの方のご参加、ご

#京都府知事選 #左京区 #とがし豊 #藤井伸生

(更新日:2026年02月15日)

【活動報告】社会保障推進協議会・左京連帯ひろば実行委員会の皆様と左京区役所へ申し入れ2026年2月13日

2月13日、社会保障推進協議会左京連帯ひろば実行委員会の皆さまと共に、左京区役所に対し、市民の皆さまの声に基づく要望・申し入れを行いました。

今回の要望は、日頃から無料食料提供や相談活動に取り組んでいる現場の皆さまが、直接お聞きした「生の声」をまとめたものです。

■ 現場の支えを、地域の力へ

懇談の中で改めて感じたのは、福祉行政が果たすべき役割の大きさです。ボランティアや各団体の活動が地域のセーフティネットとなっていますが、この支えが行政の仕組みとして隅々まで行き渡れば、どれほど多くの市民が救われ、生きやすい地域になるでしょうか。

■ 区役所を軸にした地域密着行政への転換を

京都市は現在、様々な機能を本庁へ集約する方向で進んでいますが、真の「重層的支援」を実現するためには、現場に近い区役所単位に人や権限を戻すことが不可欠です。

市民に寄り添う、地域密着の行政体制を取り戻すため、引き続き議会でも論戦を挑んでまいります。

▼とがし豊からのお願い

ユーチューブチャンネルへの高評価とチャンネル登録で応援をお願いします!

https://x.gd/tb9f2

(更新日:2026年02月14日)

物価高騰対策は「平等・迅速」に!「デジタルポイント給付」ではなく現金給付を20251226京都市会本会議

2025年度一般会計補正予算に反対討論,とがし豊議員(左京区)

2025.12.26

物価高騰対策は「平等・迅速」に!「デジタルポイント給付」ではなく現金給付をと、日本共産党京都市議団を代表して反対討論にたちました。

ぜひ、ご覧ください。

日本共産党京都市会議員団は、議第214号2025年度一般会計補正予算に反対しておりますので、その理由を述べ、討論します。

今回提案されている12月補正予算は、国の経済対策重点支援地方交付金104億円のうち72億円を活用するとともに、全国一律に子ども一人あたり2万円を給付する国の財源37億円を活用するものです。非課税世帯の市民の24万5000世帯に対して1世帯5000円を給付する「暮らし応援給付金」17億円、子ども一人につき2万円の全国一律給付に京都市独自に5000円を上乗せする「物価高対応子育て応援手当」46億円は、物価高に苦しむ市民を支援する必要なものであり、速やかな実施が求められています。

しかしながら、「生活応援デジタル地域ポイント給付」45億円の予算については、実際の使用開始には8か月もの準備期間を要する上、給付を受けるためにマイナンバーカードを用いて手持ちのスマートフォンで申請しなければならず、マイナンバーカードを取得していない4分の1の市民は最初から対象外とされ、スマートフォンによる決済が困難な市民も含め多くの市民の皆さんを制度から締め出すものとなっており、認めることはできません。予算規模としても、市民の5割に相当する額しか計上されていません。

そもそも、国の重点交付金は、物価高騰に苦しむ市民のために京都市に配分されたものであり、当局の説明でも、今回の補正予算は市民を応援するための給付として示されました。事業目的が、物価高騰の影響をうける市民生活応援であるならば、全市民を対象とするのが当たり前です。ところが、対象はマイナンバーカードをもち、なおかつ、スマートフォンなどを持っていることと限定されています。質疑においても、マイナンバーカードやスマートフォンを持たない人への対応を問われた当局は、市民に対してマイナンバーカードやスマートフォンを持つようにとすすめるだけで、別の給付方法には言及しませんでした。デジタルポイントを利用できない市民を排除し、別の給付方法さえも検討しないとはあまりにも酷いのではありませんか。

市民からはこんな声が寄せられています。「この予算はマイナンバーカード普及のためのものではありません。物価高騰対策です。マイナンバーカードを持っていない市民を支援から排除する同制度は公平性に欠くものです」「直ちに市民に5000円を配るべきです」。

別の方は「私は80歳だがマイナンバーカードももっておらずスマートフォンも持たない。私のようなものは対象にしないというのはあまりにも酷い」。また、ある方は、マイナンバーカードをもたずスマートフォンを買い替えるお金もない「私のような貧乏人は補助金すら受け取れないのですか」と切実な声を寄せられています。マイナンバーカードを持ちスマートフォンがあったとしても、スマートフォンの性能やデータ容量の状況次第でアプリを入れることができないケースや、アプリを使う事自体が困難な方が生まれることも容易に想像できます。今回の補正予算はこうした市民の声にこそ答えるものにすべきだったのではありませんか。マイナンバーカードはあくまでも任意の制度であり、その所持の有無によって、物価高騰対策で差別的に扱うことは極めて重大です。スマートフォンを持っていない方を差別的に扱うことも許せません。市長には、平等な市政運営に心がけていただくように強く求めます。

迅速性という点でも、アプリ開発は今からであり、8ケ月先にならなければ使えないデジタル地域ポイントよりも、現金給付の方がはるかに市民の手元に早く届きます。

全市民対象に現金給付を行う岡山市ではおおむね半分の世帯に2月末には現金が銀行口座に振り込まれ、口座を登録していない市民には3月以降に順次支給される見通しです。同じく現金給付を行う新潟市では、現在給付方法の検討が行われており来年5月から6月に給付するとされる見通しです。京都市当局自身も、やろうと思えば、5か月から6か月程度あれば全市民への現金給付は完了できるとしています。岡山市等他の都市の給付方法を参考にすれば、もっと早く市民の手元に現金を届けることは可能なのではないでしょうか。京都市の今回の提案は、アプリ開発を優先し、市民への給付を遅らせるものであり、物価高の中で瀬戸際を生きる市民の苦しみに寄り添う姿勢に欠けるものを言わざるを得ません。

市長は、デジタル地域ポイント給付であれば、登録した市内事業者を支援できると言いますが、どれほどの事業者がこの枠組みに参画できるかは未知数であり、そもそも中小企業への支援というならば、賃上げ支援などの事業者への直接支援こそ検討すべきであります。

以上、今回の補正予算に関しては、重大な問題点があることから反対することを述べ、討論とします。

(更新日:2025年12月30日)

京都市会における「市民生活応援デジタル地域ポイント」付与に関する質疑の要旨20251224京都市会予算特別委員会

私が行った京都市会における「市民生活応援デジタル地域ポイント」付与に関する質疑の要旨を整理したものです。(市会事務局提供のAIによる議事録を参照)


【京都市会 予算委員会 質疑記録】

テーマ:市民生活応援デジタル地域ポイント付与について

質疑:とがし豊 委員(日本共産党)

答弁:文化市民部長、産業企画室長


1. 市民の声の受け止めと委託事業者の対応

とがし委員:

私からも、市民生活応援デジタル地域ポイントの付与に関して質疑をさせていただきます。先ほど玉本委員の質疑の中で、コールセンターと言いますか、一時的な電話対応ということで今設置されている委託事業者による対応ですけれども、この電話対応については、その委託事業者に対してどういう指示を出しておられるでしょうか。

文化市民部長:

基本的には内容をお聞き取りいただいて、ご意見等ありましたら担当課の方に伝えるということをお願いしております。

とがし委員:

わかりました。ぜひ、そういった声も受けとめて検討をいただきたいというふうに思います。

次に、今回、給付費35億8,000万円で、事務費が9億3,000万円ということでした。

この京都市民が、1人5,000円相当の市民応援デジタル地域ポイント付与を受けるためには、マイナンバーカードを使って、スマートフォン等で本人確認を行わなければならないというふうにされております。

マイナンバーカードの取得は任意の制度であり、京都市民の74.9パーセントにとどまっております。予算としても5割を占める給付にとどまるものとなっております。

そこで、この間、私のところにもたくさん市民の声をお聞きしておりますので、その声をご紹介して、ぜひ京都市としても今一度、給付のあり方について考え直していただきたいというふうに思っております。

  • Aさん: 「私は80歳だがマイナンバーカードを持っておらず、スマートフォンも持たない。私のような者は対象にしないというのは、余りにもひどい。誰でももらえるようにして欲しい」。
  • Bさん: 「思想信条の自由、法の下の平等を侵害している。憲法違反じゃないか」。
  • Cさん: 「みんなが簡単にスマホを使えるわけではない。今、詐欺が横行しているネット社会、セキュリティも甘いのにどうかと思います」。
  • Dさん: 「私のスマホは古くてすでにアップデートができないアプリも出てきている。しかし電話としては壊れてないので買い換えるつもりはない。マイナンバーカードも持っていない。私のような貧乏人は補助金すら受け取れないのでしょうか」。

こうした声を受けとめていただいて、このマイナンバーカードを持たない人を対象外にするというやり方は改め、マイナンバーカードを持たない人も給付の対象にすべきと考えますが、いかがでしょうか。

2. 制度設計の意図とマイナンバーカードの扱い

文化市民部長:

はい。ご紹介ありがとうございます。

午前中にもご説明をさせていただきましたが、今回は12月市会で3つの施策の方を提案させていただいております。特に物価高の影響を受ける低所得者の世帯の方、また子育て世帯の方に対しては市独自で上乗せをして、そうした施策を提案していると同時に、今回は市民の方に直接5,000円相当の分のポイント、また市内の店舗にその経済効果が回るようにという制度設計のもと、文化市民局計上分としてご提案をしているものでございます。

様々なお声を午前中からもいただいております。

今後アプリを、仕様を固めていくときに、先ほどから私がずっと言っておりますセキュリティの点ももちろん万全の体制を組みたいと思っておりますし、本人確認、また二重給付になっていないかどうかということを瞬時に把握できるような、あと使いやすいという視点でアプリの方、開発をしていきたいと思っております。

とがし委員:

今、低所得・子育ての方は別の施策で支援しているという話があったんですけど、私が紹介した方は子育ても終えられて、なおかつ、非課税よりちょっと上の、非常に少ない収入の中で何とかやりくりされているという方がお声を上げていて、そうした方が対象外になっているという現状を受けとめていただきたいし、それ自身はやはり、十分受けとめていただいていないんじゃないかなということで、残念に思うところです。

今回のやり方でいきますと、マイナンバーカードを持たない市内に25.1パーセントの市民への、私は差別になるんじゃないかというふうに思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。

文化市民部長:

アプリの実際の実装には6ヶ月、仕様固めてから6ヶ月という期間が必要になっております。

その期間にマイナンバーカードを取得いただいても十分に間に合うようなスケジュール感、ちょっと早くというお声にちょっとお答えできていないところが申し訳なく思っておりますが、その期間にカードを取得いただく期間というのは、十分に設けていると思っております。

とがし委員:

マイナンバーカードについてはあくまでも任意の制度ですが、今回の市民応援給付、地域ポイント給付というのを受けるためには、このマイナンバーカード取得以外の方法を認めず、取得を強いるということですか。

文化市民部長:

先ほどから私が、次なるアプリのときにここを確実に押さえておきたいという視点で、今アプリの方検討しておりますが、それをすべてクリアできるのが今のところマイナンバーカードとスマホという組み合わせかと思っております。

これについては他の手法もあるとは思うんですけども、その限られた予算の中で、いかにその事務費を抑えて給付費の方に回すかという視点も含めて、今回ちょっと制度設計を考えております。

とがし委員:

マイナンバーカードは、様々な理由で取得を拒否されている市民がいらっしゃいます。或いは取得できない状況にある方もいらっしゃいます。

この強制加入の制度ではなく任意の制度というふうになっており、これはある意味正当な権利というふうに考えますが、京都市としてはその考えを捨てなさいということですか。

文化市民部長:

マイナンバーカードが任意というところは国の方でもそのようになっておりますので、京都市としても同じです。

とがし委員:

ただやっぱり、今回の制度については、5,000円の給付を受けるためにはマイナンバーカードを取得しなければいけないというところにこだわっていらっしゃるんですけれども、これやはり物価高対策としては、やはりその目的からは外れるんじゃないかと、マイナンバーカード取得を目的とした事業になってしまっているんじゃないかと思いますけれども、いかがですか。

文化市民部長:

目的はあくまでも物価高対策、また市内の企業への経済対策というところでございます。

3. 市民の「排除」と他都市の事例

とがし委員:

市内の事業者の支援というのは別の形もあり得るというふうに思ったりもしますし、そもそも、先ほど来議論ありますように、マイナンバーカードの保有比率は74.9パーセントで、25パーセント以上の方がこの給付事業から排除される、しかもアプリで申請しなければならないので、アプリに対応するスマートフォンやタブレットを持ってないと手続きができないということで、50パーセント程度の市民にしか恩恵及ばないというふうに制度設計されているわけです。

このような形で幾つものハードルで市民を排除していくというのはいかがなものかと思うんですけどいかがでしょうか。

文化市民部長:

予算の計上としては市民の50パーセントという形になっておりますが、こちらの方は我々も多くの市民の方に今回、給付を受けていただきたいと思っておりますし、その申請の支援について、あとスマホの使い方、このアプリの使い方については丁寧に窓口の方で対応させていただきますし、50パーセントを超える、この予算を超える申請がありましても、行財政局としっかり協議をして予算の方確保して参ります。

とがし委員:

どこまでいっても、マイナンバーカードを持たなければいけないとか、スマートフォンとかタブレット、新しいものを家族の誰かが持っていなければいけないという条件がハードルとなっているので、かなり本当に届かなければいけない方さえも除外されてしまうんじゃないかということを懸念いたします。

次に、この間私たちと、緊急経済対策ということで申し入れもさせていただきました。

給食費の無償化の年度内の前倒し実施、新たなコスト増や複雑なシステム構築を避け迅速に実施できる水道料金の減額や免除、中小企業への賃上げなど直接支援、医療・介護・保育、障害者施設等への物価高対策支援を行うことを求めてきました。

新潟市、岡山市などは現金給付、堺市では水道料金の減免、福岡市では下水道料金の減額ということなどが行われまして、マイナンバーカードの有無による差別が起こらない方法が取られているわけです。

京都市としても、他の方策を真剣に探求すべきではなかったのかというふうに思うんですけれども、この点について、文化市民局並びに産業観光局として、どうでしょうか。

文化市民部長:

文化市民局としてということでございますが、今回12月補正につきましては、いろいろな目的の違う、対象の方も違う、あと、一番お困りのところにより手厚くということで、今回限られた臨時交付金、金額の中で事務費をいかに抑えて、より困っておられる方のところに厚くというところで、今回させていただいております。

文化市民局分と言いますか、京都市総体としてそういうことをさせていただいているというところでございます。

産業企画室長:

はい。今回文化市民局からこういう形で予算提案させていただいておりますけれども、これ以外にも、地域企業への経済対策と言いますか、この物価高を踏まえた対応等は必要だと思っておりますし、これはまた2月補正であるとか、来年度予算も含めて、検討はして参ります。

4. 事務コストと迅速性の検証

とがし委員:

京都市に来ている、来るお金というのは104億円だったというふうに思いますけれども、その2月補正とかも含めて検討されるということでありますけれども、私もやっぱりこのせっかく来る104億円ものお金を、有効に使う必要があるし、当然文化市民局というのは、やっぱり一人一人の人権を大切にしようという局になるわけですし、市民生活の最前線にある区役所を所管しているところでもありますので、そうしたやはりすべての市民を視野に入れた施策というのはどうあるべきかということを、もっと探求していただきたいというふうに思うんです。

その点で、新潟市さんの予算書など拝見させていただきました。

で、76万人の市民に1人3,000円。総事業費が27億5,000万円であり、給付額は、人口で換算すると22億8,000万円と推定されるわけです。

事務費は、引き算しますと5億円弱と。京都市の場合は人口半分の70万人に、デジタルポイント1人5,000円ということで、35億円を給付するのに、事務費9億2,000万円ということになっております。現金給付の方がコストを抑えられるんじゃないかというふうに思うんですけどいかがでしょうか。

文化市民部長:

令和2年度の特別定額給付金、あのときに、かかった費用については、あのときは事務費として13.3億円掛かっております。

そのときから人件費も上がっておりますし、また郵送代も上がっておりますので、それを超えるという、増額の要因はとてもたくさんあるのかなと思っております。

あのときは10万円でしたけども、今回3,000円もしくは5,000円を全市民に給付するのに、果たしてあのとき以上の事務費をかけて、またシステムの方も、あのときは住民基本台帳データを活用しましたけども、今システムも変わっておりますので、どれぐらいの経費がそこに上積みされるのかということもちょっとわかりませんので、今回はより費用を抑えられる手法の方を提案させていただいております。

とがし委員:

新潟市の数字とか見てますと、およそ、今回の京都市がやってるデジタルポイントの付与というのの、かかっている事務費用と、人口差とか考えたら、それほど変わらないんじゃないかというふうに思いますので、十分現金給付もやれるんじゃないかと。

当然、京都市としての実績ね、資料でいただきまして、コロナのときに13億3,000万円掛かったというお話をお伺いしておりますけれども、ただ、今回、そういう物価高とか人件費高騰という状況がある中で、他の自治体では現金給付の場合こういうふうに積算して予算計上されているという現状があります。

そういたことを考慮に入れると、やはり私も、現金給付ということもあり得るんではないかと思ったんですけれども、これ京都市と他の都市との違いって何かあるんでしょうか。

文化市民部長:

ちょっと新潟市さんの、どういった状況でそういった事務費を算定されているのかということは把握はしておりませんが、何か他の施策でされたことがあるとか、そういったことがあるのかなと推測しますけども、すいません、ちょっと新潟市さんの状況については把握はしておりません。

とがし委員:

それで、岡山市は71万人の市民に1人、先ほど玉本委員が紹介しましたけど、3,000円と、非課税世帯に1人2,000円上乗せするということで、一体的に進められて、総額28億4,000万円計上されてると。

で、給付費は、ちょっと実際どれぐらいこれ、市民1人3,000円ということだけだったら21億円ですし、ちょっとそれ以外にもありますから、事務費というのを計算するのなかなかわからなかったんですけど、非課税世帯になんぼまわしてるかわからなかったので計算できなかったんですけども、ここはおそらく、新潟市さんと同じような水準、或いはそれよりも少ない経費で住んでいる可能性があるかなと思ったりもします。

同時に、水道料金の減免も5億4,000万円されてるということです。

岡山市は、ですから京都市の場合は、この保健福祉局の非課税世帯への給付については、5億7,000万円の事務費を掛けてやっておられますけれども、そうすると15億円、今回の文化市民局の事務費に合わすと、いう規模になるので、岡山市の方式とかを参考にすれば、実は京都市でも効果的な物価高対策ができるんじゃないかと、すべて低い予算で、よりきめ細やかに市民に届くような物価高対策があり得るんではないかと思ったんですけどいかがでしょうか。

文化市民部長:

はい。それぞれの都市でどういった例えば住民基本台帳のデータを使っているのか、今は標準化だと思いますけども、それ以外に税のデータはどういったものを使っているのか。

今回の施策に必要なデータは何を使っているのか、それぞれ違うシステムを使っていれば、それだけでその突合させるのに、またシステム開発と、費用と期間が掛かりますので、それぞれの政令市さんでちょっとどういったシステムを採用されているのかによっても、この事務費等かかる期間というのは大きく変わってくると思います。

とがし委員:

ちょっとそこはぜひね、これ、今後のこともあるので、参考にしていただいて、ちょっと調べていただいたらというふうに思いますし、私もやはりちょっとそこは、非常に引っかかっているところで、給付の事務費というのを、もっと抑えられないのかということで思ったわけで、ちょっとそういう他都市、京都市よりも規模が小さい自治体で、そうした取り組みをされているということであります。

ですからそういうところの知恵なんかもお借りしながら、京都市としても、やはりそういう対策があってしかるべきではないかというふうに思います。

以前、定額給付金の際にはクーポンよりも結局現金のほうが低く抑えられるという議論とかになった経過とかもありまして、修正されたという経過もあります。

京都市としても、やはりこの後、5割もの市民を置き去りにしてしまうような物価対策にならないように、見直していただきたいということを要望しておきます。

それでこの迅速性ということでちょっとお聞きしておきたいんですけれども。

実施については6ヶ月かかるという話ですけれども、プレミアム商品券の場合でも同程度の期間が必要と。現金給付であれば、5ヶ月から6ヶ月ぐらいでは、ということで、結局同じぐらいかかる期間がかかると。

いうことで、てお聞きをしております。

このマイナポイントを付与するということで、かつて国がやった事業、先ほどちょっと若干紹介があったかと思いますけれども、この制度の場合には、給付を、マイナポイントを制度設計して給付して、それ以降を1年5ヶ月ぐらいの間は使えるようなシステムを維持する、逆に言えば、それぐらい維持しなければ消化されないということであったろうと思います。

第2弾、もう1年8ヶ月ということでした。ということで言いますと、これはかなり、その意味では、迅速性という点であり、現金給付よりも効果が弱いんじゃないかと思ったんですけど、この経済対策として、どういうふうにお考えでしょうか。

文化市民部長:

今回、国の補助金の方活用いたしますので、令和8年度に、ちょっと今回令和7年度では執行ではなく令和8年度にということにさせていただいております。

ただ国の補助金の方の使用が令和8年度中ということですので、令和8年度中のこの事業期間を設けようと思っております。

マイナポイントにつきましては、確か2万円分のポイントはつくんですけども、それを使うために、一定、自分の負担もあった制度ではなかったかなと思っております。

そうした意味もあって、より高額のこのお買い物をするということになりますので、期間の方も長めに設定されたというところもあるのではなかろうかと思っております。

とがし委員:

今回国から来た104億円、それから後ほど議論するほかにも来ている別枠できている予算と、調整給付、子育て世帯への給付というのを合わせて、今回の2月補正と合わせて本来検討したいところなんですけど、まずは、暫定的に今回の予算計上されてるわけなんですけれども、やはり私は市民、すべての市民の方に支援の手が及ぶようにというのが必要だというふうに思ってます。

根本的なところで言いますと、やっぱりそもそも消費税減税だとか、特に思い切った国の物価対策とかあってしかるべきだったというわけなんですけれども。

しかしまずは国、地方に来たということですので、このお金っていうのは有効に使っていく必要あるというふうに思います。

我が会派の中でもしっかりと検討をさせていただきまして、やはりこの、このお金の使い方、補正予算としてやっぱり見直すべきところが多々あるのではないかなというふうに質疑通じて感じました。

ぜひ、当局におきましても、ぜひ、そうした市民の声を受けとめていただきたいというふうに要望して終わります。

以上です。

(更新日:2025年12月30日)

中学校の今後の部活動について~2025年12月18日文教はぐくみ委員会

中学校の今後の部活動について

地域展開の進捗とワーキンググループの検討状況

○とがし委員 引き続きよろしくお願いします。この中学校の部活の今後については、子供たちはもちろんですけど、今の小学校4年生ぐらいからがかなり大きく影響するということですので、大変保護者の方からも「一体どうなってるんや」という声が寄せられておりまして、情報発信をもっとしていただかなければいけないと思っているところです。 そういう意味合いも込めて、今の進捗についてお聞きしたいと思います。今年の7月には「京都市学校部活動及び地域クラブ活動推進方針」を策定し、令和10年度以降、学校管理内の放課後活動へと移行するということが明らかにされました。その後、スポーツ関係や文化芸術関係のワーキンググループ会議なども開催されて検討がなされているとお聞きしていますが、この検討がどういうメンバーで構成されて、またどういうご議論・ご意見が出されているのか、この点についてご説明いただけますか。

○体育健康教育室担当部長 部活動地域展開におけるワーキンググループの設置についてでございます。方針策定までにつきましては、有識者を中心としたあり方検討会議の方で議論を進めてまいりました。今後、より具体的な内容、実施計画を定めていきたいと思っているんですけども、その際にはより実務者の方に率直な意見もお伺いしたほうがいいのではないかということ。また、スポーツと文化芸術については詳細な部分で違う部分も出てくることが想定されましたので、スポーツの分野、文化・芸術の分野、それぞれに分けましてワーキンググループを設置したところでございます。 現在それぞれ1回ずつ会議を開催しております。スポーツ関係で言うと、各競技の協会の方ですとか、現場の中学校の体育連盟の方々、また大学関係者の方にご参加をいただいております。また文化芸術関係につきましては、こちらも大学関係の方ですとか、お茶(裏千家)の方や生け花の関係の方にご参加いただいておりますが、そこでは何かを決定するというよりも、実務者の方からの率直なご意見を頂戴しているというところでございます。以上でございます。

指導者の質の確保とハラスメント・安全対策など

○とがし委員 議論を拝見しながら思ったのは、今後の部活動の担い手が基本的には学校から民間に移っていくという状況の中で、これまでは学校の先生が教育者として、また指導者として当たってこられたことで、教育としては一定の質が確保されてきたと思います。活動場所も基本的にはその学校でやられるということで、中学生にしても保護者にしても安心して活動ができる前提となってきたと考えます。 ただ今回は民間にお願いすることになっていきます。あるいは個人にお願いするというケースも出てくるかと思います。そうなりますと、教育上の配慮やハラスメント対策などを含めて、質の確保と中学生たちの安全を確保する仕組みが不可欠になってくると思うんです。この辺りについての議論はいかがでしょうか。あるいはその議論を踏まえて、教育委員会として現時点でどのようにお考えでしょうか。

○体育健康教育室担当部長 今後の指導者の確保ということかと思います。やはり、我々がパブリックコメントで聞いた時についても、そういった面のご不安の声というのは届いていたところです。今後その質を確保していくために、今現在部活動のガイドラインというのがありますが、新たに「地域クラブとしてのガイドライン」が必要であろうと考えておりまして、その中でどういった条件をつけていくのか、「日本版DBS」等についても盛り込む必要があるのではないかということを検討しているところです。 ただ、そのガイドラインというのは国の方からも一定の目安が示されると聞いておるんですけども、そちらの具体的な提示が現状まだという状況でございまして、今後そういった国のガイドラインも踏まえながら、本市としてのガイドラインをどうしていくか検討していく予定にしております。以上です。

財政的支援と受益者負担のあり方

○とがし委員 国の議論ももっとスピードアップしていただきたいと率直に思うところなんですけども。質を確保しようと考えた時に、やはりこれまで以上に指導者に対して適切な報酬が支払われるべきだと考えます。これまでは学校の先生が主としてやっておられて、それを補助的に外部コーチの方などがサポートする形でしたが、主体が外部の方にお願いすることになってまいります。 国においては「指導者の確保育成」「生徒の安全安心」「運営団体の整備」「障害がある生徒の活動機会の確保」などのガイドラインが掲げられていますけども、その一方で、体制を保障するための経費などについては「受益者負担」ということが言われております。結局、どの程度の費用負担が子供や保護者に求められていくのか。具体的な指導者に対しての財政的な保障がどこまでされるのか。国からまだという話でしたが、市内の検討内容などは言えないでしょうか。

○体育健康教育室担当部長 指導者の方には適切な報酬が必要であると考えておりますし、一定の受益者負担をお願いしないといけないというところですが、やはり経済的な支援が必要な子供たち・ご家庭もあると思いますので、子供たちがやりたい活動をそういったことで諦めることのないように、財政面の支援については必要であると考えております。以上です。

○とがし委員 子供の権利条約においては、子供たちの最善の利益を確保しなければいけないし、大人の責任として最大限努力する義務があると私は思っております。子供たちがスポーツや文化に親しみたいと思った時に、親の経済力の格差などに関係なく、「やりたかったらやっていいんやで」ということを、子供たち自身が何のストレスも感じることなく取り組める環境が必要です。 今で言えば、外部コーチの方は市の単独で2,000万円の予算で200人、1人当たり10万円ぐらいですよね。吹奏楽の指導者は50人で総額450万円、1人年9万円みたいな話になりますし、部活動指導員は300人超で1億7,500万円。金額は大きく見えますけど、1人当たりにすると年58万円、月にしたら4万8,000円とか9,000円という風になるので、そんなに本格的な予算が組まれているわけでもない。 これまで以上に皆さんに大きな負担をお願いすることになりますし、子供たちに接する仕事というのは専門性や資格、社会的責任も伴ってきます。それなりの処遇が必要になってくるし、スポーツや文化活動のあり方そのものも、オリンピック選手だけでなく裾野の広い活動に取り組んでいる人たちが後継者育成で活躍できるような循環もいるのではないかと思います。 部活動が移行(廃止)されたとしても、子供たちの要求に応えて様々な文化やスポーツに触れることができるよう、しっかり保障していく必要があります。国の支援が不十分であったとすれば、京都市としてその分穴埋めをして、子供たちの負担が生じないようにしていただきたいという風に要望して、質疑を終わります。よろしくお願いします。

(更新日:2025年12月19日)

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