多くの皆さんが目を疑うことでしょう。
実は、明日の市議会本会議で、京都市議の期末手当を増やす条例提案が、賛成多数で成立する可能性が濃厚になっています。
私は、国民全体の実質賃金が16か月連続で下落し、かつ、アベノミクスによる円安・材料費高騰や消費増税で中小企業の経営が困難になっている時に、よもや、他の党の皆さんが賛成なさるとは思っていなかったのですが、金曜日の各会派の態度表明の中で、日本共産党以外のすべての会派が「賛成」に回ってしまったのです。
http://www.city.kyoto.jp/shikai/img/honkaigi/gian/H26-11/G26-489.pdf
金曜日の予算特別委員会および議会運営委員会にて、確認された各会派の議案への態度は、
自民党・民主・公明党・京都党→賛成
日本共産党→反対
ということでした。
そして、提案者の市長もちゃっかり、この機に乗じて、市長のボーナスアップを予算にすべり込ませてきました。
財政難だ!!と大騒ぎながら自分の給料はアップする市長や市会議員。
「身をきる改革」といいながら、政党助成金を過去6300億円も山分けしつづけてきた無数の政党。
こんな筋の通らない政治ではだめだと思います。
(更新日:2014年12月21日)