1月30日に開催されたくらし・経済・まちづくりシンポジウム。このシンポジウムでは、大門みきし参院議員をお招きして、「地方創生」という名でアベノミクスが地方を新たな荒廃をもたらそうとしている問題点を学ぶとともに、日本共産党左京地区委員会として地域政策を発表させていただきました。会場からは空き家問題、公務員として阪神大震災支援に従事された方からの災害対応の提案、認知症は生活の質の低下からくる問題など多岐にわたるご提案も寄せられました。左京区の住民運動の連携組織である「左京まちづくり連絡会」の方からはこの間取り組んできたアンケートや住民運動の経験がしっかり盛り込まれており、いっそうきめ細かな政策へと発展させて地方選挙に生かしてもらいたいという趣旨のご発言もありました。まとめのところで、大門参院議員が基地問題でオール沖縄、TPPでオール北海道の戦いが行われているように、まちづくりの問題では「オール左京」として闘いうる可能性があるとの趣旨での発言に、なるほどと実感しました。元学区・小学校区、中学校区、行政区、分野、業種・・・この一つ一つの積み重ねが大きく合流する中で世の中を大きく動かせていくのだという確信を得ることができました。ある社会福祉協議会で活動されている方は「命と暮らしを守る点では党派を超えて一致してがんばれる」と発言されておりましたが、ぜひ、そんな取り組みを広げていきたいと思います。
「身近で安心して暮らせる左京区をめざして ― 左京区まちづくり・地域経済再生提言」(案)
(更新日:2015年01月31日)