京都市が岡崎公園(京都会館東側~グラウンドにかけて)の再整備工事にあたり、大量の樹木を伐採する計画が明らかになりました。
現存する桜は30本、うち7本を移植、17本を伐採し、残るのは6本。
現存するしだれ桜は7本中2本伐採し、残るのは5本。
現存するもみじは20本、16本を伐採し、残るのは4本。
グラウンド付近も含め、ほぼすべてのドングリの木が伐採される計画になっています。
京都市はこの再整備の前提となる「神宮道一部廃止条例」の審議の際に「すべて伐採するわけではなく、公園部分の桜、もみじ、広葉樹、イチョウ、ドングリがなる木などしっかり残す」と答弁していました。今回の計画は、市議会で約束を守ったものとは到底考えられません。
1月20日に工事業者により、植栽工事を行うとの通知がされて今回の計画が明るみになりました。京都市は京都マラソンが終わるのをまって、2月17日から伐採工事を行う計画としており、緊迫した状況となっております。そのため、「京都・まちづくり市民会議」「岡崎公園と疎水を考える会」は本日10日に、京都市建設局みどり政策推進室を通して市長に対し「岡崎公園内の樹木伐採に関する緊急の要望書」を提出。引き続き働きかけを強めるとしています。私も全面的に協力して、大切な樹木を守るために力を尽くします。
(更新日:2015年02月10日)