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京都アニメーション火災対応、簡易宿所の防災、大震災への備えを質疑ー消防局

2019年10月8日に行われた決算委員会、消防局の質疑

36人の尊い命が失われ、34人が負傷、うち5人の方が今なお入院中という大惨事となった京都アニメーション火災。

冒頭に、哀悼とお見舞いの言葉のべ、この救助・救命・消火にあたった55隊の消防隊員のメンタルヘルスケアについて質疑。

細街路の中に次々と作られえる簡易宿所の問題を追及。消防局に昨年だけでも196件もの苦情がよせられ、消防法令違法の疑い田がる宿泊施設として消防局が523件もの指導。そのほとんどで消防法令違反であり、旅行客の安全などお構いなしの「簡易宿所」事業者の実態が浮き彫りとなりました。条例では、無許可営業を行った場合にはペナルティーとして旅館業を営めないはずが「是正」さえすれば許されるというとんでもない実態が浮き彫りになりました。おかしい!!!せめてスプリンクラー設置など旅行客の周辺住民の命をまもるルールをつくるべきと求めました。そもそもこんなところに簡易宿所を作るのが間違いですよね!

京都市は2003年に花折断層などを震源とする大震災が起こった場合の被害想定をだし、これが京都市地域防災計画の基本的な前提となってきたことを紹介。その時想定していた消防隊数が55隊から51隊に後退している実態を指摘し、消防力の増強を求めました。

(更新日:2019年10月09日)