活動日誌・お知らせ
今、京都の世界遺産が危ない!ついにユネスコが動く

写真左・研修道場は解体が終わり、古代からの植生を残すこの巨木・大木の森の破壊が進む。写真は破壊前2015年7月9日撮影
世界遺産 下鴨神社・糺ノ森の中にマンションを建設する問題を巡って、ついにユネスコ世界遺産センターが調査を開始しました(九月二九日付書簡)。しかし、今の市長さんは下鴨神社に限らず、二条城でも樹木大量伐採、仁和寺前での竹林大量伐採とガソリンスタンド建設の許可など、世界遺産を守る姿勢が全くありません。むしろ、大阪や東京の大手資本の目先の利益のために手を貸している状況です。
市長側が「違法開発」追認を画策
下鴨神社マンション予定地前。10月19日、深夜にもかかわらず20人以上の住民が抗議する中、施工業者竹中工務店(事業主はJR西日本不動産開発)は大型重機の搬入を断念しました。
ところが、市の風致許可では「宅地開発」「木竹伐採」は12月1日からとされているにもかかわらず、その後も次々と選定・伐採や宅地造成と思われる工事が進められ、地域住民に衝撃が走りました。住民側の問い合わせに、市長側は合法的ではない事態を認めましたが、工事中止や原状回復を指示せず、「業者に変更申請を出させて許可を出す」と通告してきました。
住民の怒りの申し入れで違法工事を凍結に追い込む
10月28日、地元住民団体「糺の森未来の会」が、市長に対し、工事は風致許可に違反しており世界遺産センターが調査開始した状況下での工事強行は認められないと正式に申し立て。市担当者は現地調査を約束し、その後、工事を凍結状態に追い込みました。
市長を変え、本田市長実現で、公正な市政を取り戻そう
率直に言って、市長側のあまりに異常な対応の背景に、ユネスコ世界遺産センターの調査が本格的に入る前に守るべき森を壊してしまうという意図があったのではと疑わざるを得ません。市長を変え、世界遺産を多くかかえる都市にふさわしい糺ノ森保存支援や文化財保護策の充実を図ることが事態を打開する道です。私も引き続き、全力で住民の皆さんと力を合わせ頑張ります。
(以上、とがし豊活動報告2015年11月5日号より転載)
(更新日:2015年11月06日)
とがし豊活動報告 2015年11月
本田久美子さんを市長にしよう! 子どもはみんな未来 いま憲法市長!

みやこめっせの三階、満席で立ち見する人も。2015年10月6日
子ども三人をつれて妻と家族総出で参加してきました。国に物言わぬ市長ではなく、子ともを守るためであれば、国であろうと大企業であうとたじろぐことなくモノをいえる本田久美子さんをぜひ市長に!
(更新日:2015年10月07日)
戦争法廃止をもと左京デモに80人参加

デモに参加する私
戦争したがる総理はいらない!安倍はやめろ!安倍はやめろ!
強行採決に抗議するもとともに、今日は安倍首相の退陣をもとめる訴えに力を入れました。
憲法にもとづく統治=立憲主義を否定し、平和憲法を破壊するなど横暴の限りを尽くす安倍政権を倒し、野党共闘でなんとしても戦争法案廃止の政権にかえさせなければ、という思いがますます強くなりました!
(更新日:2015年09月23日)
毎日のようにデモ

- 2015年9月13日 戦争法案反対!左京みんなのデモ。手前右から冨樫前市議、加藤市議、樋口市議、光永府議
これほどまでに毎週のように、そして、毎日のようにデモが京都市内で繰り広げられたのは数十年ぶりのことではないでしょうか。この歴史的な戦争法案反対の運動に私自身もどっぷり4ヶ月間取り組んできただけに、一縷の望みを抱きながら、国会の状況を見守っています。安保法案は紛れもなく戦争法案です。日本の国が攻められていなくても、アメリカなどの他国が別の他国に戦争をしかけている時に、日本も参戦していこうというのが大きな変更点であることからも、これは戦争法案と呼ぶしかないでしょう。子どもたちの未来のためにも、あなた自身のためにもぜひ声をあげてほしいと、街頭から心を込めて訴えながらデモ行進を行いました。
13日には「自由と平和のための京大有志の会」「戦争をさせない左京一〇〇〇人委員会」「戦争法案に反対する左京の会」の3団体が協力して「左京みんなのデモ」を行い、三〇〇人超の参加がありました。16日には市役所前から出発するデモに合流すべく、5時40分に京大博物館前をでて、東山二条を経由して、二条通へ、そして市役所へ、というルートで歩き倒しました。17日には親戚の葬儀のため山形県へ。18日には、会議を早めに終えて、市役所前集会&デモに参加。ものすごい迫力のあるデモ行進でした!
(更新日:2015年09月19日)
党左京議員団で「戦争法案、今すぐ廃案!」と訴え 早朝の花園橋

- マイクで訴える私。加藤市議、樋口市議、光永府議と一緒に早朝宣伝。花園橋にて。
戦争法案を必ず廃案にしたい!そんな思いを胸に、党左京議員団として合同の朝宣伝を行いました。
(更新日:2015年09月07日)
下鴨神社マンション問題、運動はこれからだ!~京都市美観風致審議会、委員から不満や「遺憾」の表明ありつつも、付帯意見をつけた上で「承認の方針」を確認
去る8月26日に開催された京都市美観風致審議会には、京都市がわずか数日前にホームページ上に告知をしたに過ぎないにもかかわらず二〇人を超える市民が傍聴に駆けつけました。
委員からは、「森が建物で遮断されている」「森の面的な広がりが喪われたのは遺憾」と計画の全体像に対する不満が出されたり、京都市が「社家の雰囲気を演出」したとされる「和風塀」について、参道沿いの「建物が大きく塀と一体的に見えてしまう」と圧迫感を指摘する意見が出されました。二〇メートルを超えるような樹木の移植が現実的なのかどうかも前回に続き議論となり、京都市の示す計画でうまくいく保障がない点が問題となりました。別の委員からは、2本の大木移植を実際におこなったことがある京都迎賓館では剪定はおこなわず「活性状況モニタリングをしながらそのままの樹形で行った」事例が紹介されましたが、今回京都市は「剪定した上で移植する」としており、委員から出された危惧の声は当然です。その話しを聞けば聞くほど、その場しのぎの形だけの「移植」ではないかという疑念は深まりました。
最終的には、京都市の今回しめした計画案において、樹木の移植などがうまくいく保障がないことから、「付帯意見」をつけて「承認する方針」が確認されました。
審議会が承認したことはきわめて残念なことでありますが、最終的に決断を下すのは市長です。
世界遺産を守るという立場にたつのであれば、早計な決断はせず、市としてもあらゆる努力をおこなってマンション建設をしなくてもすむ方向を模索し、神社と協議すべきです。
そして、建築確認がおりたからといて、それで終わりではありません。これからが正念場。いまどれだけがんばれるかが、糺ノ森だけでなく、京都・日本中の世界遺産バッファゾーンの命運をにぎるものとなります。かつてのリゾート開発ブームやバブル経済のもとでの地上げや開発が結果として日本中を荒廃させたように、新たなまち壊しを未然に防ぐため、ご一緒に声をあげていきましょう。
(更新日:2015年08月28日)
五山の送り火~消防団員として今年も大文字を警備
今年も、五山の送り火では、消防団員として大文字の南流れの飛び火の警戒にあたらせていただきました。
すこし雨が降り、風もすくなかったことから、私の属するパートでは今年は大変楽でした。
空気もすんでいたのか、他の送り火もきれいに一望でき満足。
一年ぶりに法然院側からの登山道をあるいてみると、大文字の山の手入れがいろんなところで行われていることを確認することができました。
鹿の食害対策とおもわれるネットに囲まれた範囲だけは、幼い樹木のまわりにたくさんの下草がしっかり育っていました。
下草がくいあらされる事態を回避することができれば、下流域の土砂災害の原因を減らせることを実感できる取り組みでした。
ちなみに、雨の影響か、登山道がすこし変化しており、下山時に道に迷いそうになりました。
しかし、なんとか無事正しい道をとおり遭難せずに変えることができよかったです。ほっ。
(更新日:2015年08月16日)
戦争法案廃案へ日比谷野音に2万人集結 署名36万筆提出 ♯本当に止める

日比谷野音に入りきれなかった人々で公園全体がギュウギュウ詰め 2015年7月14日
行ってきました!左京で集めた署名2808筆とともに国会請願デモへ。署名を集約する集会では、四人の京都代表団を代表して永井さんが挨拶。そのあと、議員要請へ。私たちのグループは自民、公明、維新の国会議員を担当。すべて秘書対応でしたが私たちの熱意を必死に伝えました。その後、日比谷野外音楽堂は入りきれず、音楽堂のすぐそばで集会を堪能し、ほぼ先頭グループでデモに出発。京都にかえるためはやめに離脱しましたが、最後までおられたかたによると、なんと最後尾は 2時間待っても出発できず 7時から 10時過ぎまでデモはとだえることがなかったそうです。さあ、京都でもがんばるぞ!!
(更新日:2015年07月15日)
自衛隊員の命を守る(口コミ錦林2015年7月号への投稿)
陸上自衛隊大久保駐屯地近くの自衛隊宿舎のベランダから、一生懸命に手を振る若いお母さんたちの姿がありました。
その手には小さな子どもが抱きかかえられていました。お母さんたちが手を振っていた先は、確か1992年頃、カンボジアへの自衛隊派兵に反対するデモ行進で歩く私たちでした。当時高校生ながら大変な衝撃をうけました。派兵される自衛隊員も人間であり、家族を持っている。このことを大変痛感したのです。
【三児の父として】
自分自身が、三人の子を育てる立場となり、あの当時の光景をより深く受け止められるようになりました。
「一緒にあそんで~」と泣き叫び足に絡みつく子どもたちをふりほどきながら仕事に出かけることがたびたびありますが、今この瞬間、一分でも多く親とすごしたい・・・それが子どもたちの当たり前の願いです。そんな子どもたちにとって大切な存在であるお父さんやお母さんを、いつ命を落としてもおかしくない異国の戦場に送り出すなど絶対にやってはならないことです。当時のお母さん方は我が身を引き裂かれるような思いで手を振っておられたのではないでしょうか。戦争法案が審議されている今、本当に自衛隊員の命がかかった重大問題に自衛隊関係者から反対の声が上がるのは当然です。「アメリカが無法にしかけた戦争に命をささげよ」を迫る権利は安倍首相にはないはずです。
ましてや戦争法が認められれば、有事法制と結びつき、医師や看護師,建築,土木,船員,運送業に携わる人も戦場にかり出される可能性があり、国民全体にかかわる非常事態であるといわなければなりません。
【自衛隊員も人間だ】
今回の戦争法案をめぐる安倍首相の答弁を聞いていると、どうも、自衛隊員を「将棋の駒」としか思っていないのではないかと疑いたくなります。日本共産党志位和夫委員長が国会質問で兵站活動(武器弾薬などの輸送=「後方支援」)こそ標的になり、その現場が戦場となる指摘したことに対し、安倍首相が「安全なところ」で活動するから大丈夫、攻撃をうければ撤退する・・・などとお気楽に答弁しています。撤退する部隊をやすやすと逃がしてくれる軍隊などありえません。間違いなく自衛隊員の命は奪われます。人道支援で派兵されたドイツ兵が極度の緊張状態で虐殺に手を染めたように、自衛隊員の手が血で染まる恐れもあります。一人一人の隊員におってはきわめて深刻な問題であり、生きて帰っても心の傷から自死を選ぶ隊員も急増する恐れがあります。安倍首相の答弁からはそこまで思いをはせたモノが感じられず、まさに将棋の駒扱いです。いや、将棋の駒よりも粗末な扱いかもしれません。私は、かつてみた自衛隊家族の皆さんの姿を思い出すにつけ、この安倍首相の姿勢が許せません。
【中高生たちの議論に未来の光】
日本・中国・韓国の中高校生たち120人が一週間にわたり共同生活をしながら、東アジアの未来について語り合う「東アジア青少年歴史体験キャンプ」という取り組みにスタッフとして参加をさせていただいたことがあります。最初はそれぞれの政府を代弁するようなこと言っていた子どもたちが、相手の国の文化や日常の交流の中から共感し、誤解を解き、最終日には「互いの違いをみつけるのではなくて、共通利益から出発して考えるべきだ」と熱く語るようになっていました。実際に、複雑な領土紛争を抱える東南アジアでは「紛争を戦争にしない」ために年一千回の外交交渉が重ねられていますが、中高生たちの結論とも重なりあい、日本の進むべき道がここにあると強く感じています。中国や北朝鮮の「脅威」をあおることで今回の戦争法案を正当化しようという世論誘導の動きもありますが、憲法9条こそ現実的な日本の生きる道であると実感をする体験でした。
大人世代の明日とともに、子どもたちの未来を守るため、なんとしても戦争法案を廃案に追い込みましょう。
(更新日:2015年07月12日)
